小さな優しさが、心を包む大きな力に

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

日々の忙しさに追われていると、心に余裕を持つことが難しく感じることはありませんか？
特に、時間に追われる日常の中で、私たちはついつい自分のことで精一杯になってしまいがち。
ですが、ほんの少しの余裕や優しさは作ることができる。
そして、その余裕は、私たちの心を温かく包み込み、思いがけない変化を生み出すことがあるのです。

行動が生む優しさ

道で人に譲ることや列で待っている人に「お先にどうぞ」と声をかける。
それはほんの小さな一歩かもしれません。
ですが、その一歩が、心を優しい気持ちで包む力を持っているのです。

誰かに対して少しの余裕を持ち、優しさを分け与えることで、自分の心も不思議と温かくなりませんか？
それはまるで、優しさの連鎖が自分に返ってくるような感覚。
実際に、その一瞬一瞬の行動が、心に余裕をもたらし、周りの空気も和らげていくのです。

『お先にどうぞ』が、心を包む

現代の忙しい世界では、「スピード」や「効率」が重視されるあまり、優しさや気遣いが後回しにされることが多くなりがち。

我先にと、公共交通機関を利用する方々も時間に追われて必死。
生きていることの中に心は殺伐としてしまいます。
まるで、何かと戦い、自分が優位に立つことにのみ全力になる戦士のようです。
時折、何と戦っているんだろうと思うことも。

ほんの一瞬のホッコリ感があると誰かの心に温かさを届けることができるのです。
その小さな行動が、すぐに世界を変えるわけではないかもしれません。
その瞬間、その時には心に優しさが広がり、互いに穏やかな気持ちで包まれる時間を作るだけでハッとする人もいるかも知れませんね。

期待をすることはなくて良い。
あなたの心がやさしさに包まれたなら、その場の空気は変わります。

結びに

「お先にどうぞ」と言うのは、たった一言。
されど、その一言が生み出す優しさが、心に余裕をもたらす。
世の中の片隅とはいえ、世界に優しい空気を広げるかもしれないのです。

次に誰かとすれ違う時、その瞬間、少しの余裕とともに「お先にどうぞ」と声をかけてみませんか？
その一言が、あなた自身の心を優しさで包み込み、日常を穏やかに変えるきっかけになるかもしれません。