やる気を削ぐ人に囲まれた時の対処法と見極め方
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
共感と同情の違いを理解する
もう一度、復習を兼ねて。
共感と同情は似ているようで異なるものです。
同情は相手の感情を理解し、哀れむ気持ちからくるもの。
ですが、共感は相手の立場に立ってその感情を共有することです。
共感は相手を支える力になりますが、同情は相手を無力に感じさせることがあります。この違いをしっかりと理解することが、健全な共感を育む第一歩です。
感情に流されないための自分の軸を持つ
共感力が高い人は、相手の感情に引きずられやすい傾向がありますが、自分の軸をしっかり持つことで、感情に流されずに相手に寄り添うことができます。
自分の感情や価値観を大切にしながら、相手の気持ちを理解すること。
その姿勢が、健全な共感力を保つ秘訣です。
共感の限度を見極める – 境界線を引くことの大切さ
どこまで共感するか、その限度を見極めることはとても大切。
相手に寄り添いすぎると、自己犠牲的になりすぎてしまうことがありますよね。
時には「NO」と言うことも必要。
健全な共感力を保つためには、自分自身の限界を認識し、無理なく相手を支えることが大切なのです。
共感を示すための適切なコミュニケーション方法
共感を正しく伝えるためには、言葉だけでなく、非言語的なコミュニケーションも重要。
目を見て話す、うなずきながら聞く、適度な沈黙を持つなど。
相手に「あなたのことを理解していますよ」と伝える方法を実践しましょう。
健全な共感を示すには、相手に安心感を与えるコミュニケーションが欠かせません。
自己ケアを忘れない – 共感力を持ち続けるために自分を大切に
共感力を持ち続けるためには、自己ケアが必要不可欠。
自分自身が疲れ切ってしまうと、他人に共感する余裕がなくなってしまいます。
相手の話を聞くって、意外と頭が疲れるんです。
適度な休息やリフレッシュの時間を持ち、自分をいたわること。
そのことで、長期的に健全な共感力を保つことができます。
まとめ: 共感は調和が大切
共感力は素晴らしい能力。
ですが、それを正しく使うためには調和が必要です。
過度な共感や無理な共感は、自分や相手にとってマイナスになることがあります。
適切な距離感を保ち、自分を大切にしながら、相手の気持ちに寄り添うことが、共感力を健全に保つ秘訣です。