営業力が向上する3つの事と企業個性
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
勘違いされやすい共感力
今回は、共感力にまつわるよくある誤解について書きますね。
共感力は、私たちがより良い人間関係を築くために欠かせないスキル。
ですが、共感力について誤解が多いのも事実。
今回は、そんな共感力の誤解を解消し、もっと深く理解していきましょう。
1. 共感力は同情じゃない
誤解: 「共感力」と聞くと、多くの人が「同情」と結びつけがち。
「かわいそう」と思う気持ちが共感だと勘違いしてしまうことがあります。
真実: 共感力は、相手の気持ちを理解しようとする能力。
単なる同情とは異なります。
そして、同情は相手を下に見る感情です。
共感は相手の立場に立ってその気持ちを共鳴させること。
そのため、共感は相手の感情を理解し、それに共鳴すること。
そのことで、より深いコミュニケーションが生まれます。
2. 共感力は自分の感情を抑えることじゃない
誤解: 「共感力が高い」ことを相手に合わせると思う方がいます。
そして、自分の感情を抑えて、相手に合わせてしまう方も多いもの。
真実: 共感力とは、自分の感情を抑えることではありません。
相手の感情に寄り添いながら、自分の感情を適切に表現することです。
自分の感情に正直になること。
そして、相手の感情に対して理解とサポートを提供すること。
そのことで、自分の考えを事を理解してもらい、相手とより良い関係を築くことができるのではないでしょうか。
3. 共感力は問題解決能力じゃない
誤解: 共感力が高いと、すぐに問題を解決できると思っている人がいます。
共感が問題解決の万能薬だと誤解していませんか?
真実: 共感力は問題解決の能力を直接持っているわけではありません。
ですが、問題解決のプロセスにおいて重要な要素にはなります。
共感力を通じて、相手の気持ちや状況を理解すること。
そのことで、適切な解決策を見つけるための頭の整理をする手伝いになります。
4. 共感力は感情的に賛同するわけじゃない
誤解: 共感力が高いと、感情的になりやすいと考えられることがあります。
また、相手の感情に「そうだそうだ」と賛同するものだと思う人も。
真実: 共感力が高いことは、相手の感情を理解し受け入れる力があることを意味します。
それと同時に、自分の感情をコントロールする力も求められるのです。
その人の感情に寄り添うことはあっても、賛同するものとは違います。
共感力の高い人は、冷静に相手と接し、適切な反応ができるスキルを持っています。
5. 共感力は無条件に受け入れることじゃない
誤解: 共感力を持つということは、どんな行動でも無条件に受け入れることだと思われることがあります。
真実: 共感力は相手の感情や立場を理解し尊重することですが、無条件の受容とは異なります。
共感は相手の気持ちを理解し、共鳴すること。
ですが、相手の行動が適切でない場合には、必要な対応を取ることも大切です。
共感力の誤解とは?のまとめ
共感力には多くの誤解がつきものですが、その本質を理解することが大事。
本当の意味が理解された状態であれば、より良い人間関係を築く手助けになります。
共感力を深く理解し、日々のコミュニケーションに活かしていきましょう。
次回は、共感力をさらに高めるための実践的なアプローチをご紹介します。
お楽しみに!