心を整え、予期せぬ縁を掴む
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
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近所付き合いが当たり前の昭和時代
今回は昭和時代の「社会との関わり」を振り返り、社会との関わりや人間関係構築のヒントについてお話しします。
昭和時代には、現代にも通じる貴重な社会との関わり方や価値観が詰まっています。
1. 地域イベントでの積極的な参加:コミュニティの一員として
昭和時代には、地域イベントや祭りが盛んに行われていました。
夏祭りで例えると、
町内会の盆踊りを踊ること
太鼓や祭り囃子が鳴り響く
参加者全員が自分の特技を披露すること
ラムネの早のみ競争
自転車やビールなど当たる抽選会
出店でりんご飴や綿菓子、焼き鳥、金魚すくいなどの遊びもいっぱい
地域イベントに積極的に参加することで、イベントの準備の経験、運営の仕方やお金のと扱い、地域の文化を継承することなど、子どもの頃から学ぶ機会でもあります。
コミュニティとのつながりを深めていた頃があったわけです。
現代でも、地域の活動に参加すると社会とのつながりを築くことはできるのです。
2. ボランティア活動:助け合いの精神
昭和時代には、地域のボランティア活動も盛んでした。
例えば、
町内清掃の日に、子どもたちも一緒に全力でゴミ拾いや不用品を回収すること。
終わった後の楽しみも用意されています。
夏は冷たい山から流れてくる湧き水で冷やしたスイカや飲み物を食べる。
秋は掃除した枯れ葉を集めて燃やし、焼き芋を焼いて皆でおやつを食べたり。
活動した後の楽しみを作る大切さも分かち合っていたのです。
合わせて、老若男女問わず、安全な水遊びの仕方、火の取り扱いと始末の仕方、災害時の連携など訓練を行なう機会でもありましたねぇ。
現代でも、ボランティア活動に参加することで、助け合いの精神を育むとともに、社会との関わりを深めることができます。
3. 家族での社会貢献:共同の目標に向かって
昭和時代の家庭では、家族全員で社会貢献をすることがよくありました。
例えば、
家族全員が揃って地域の募金活動に参加する
廃品回収を行って、町内の活動費をためて皆で食事会をする
洋服などのリサイクルを行い、必要なご家庭に寄付をするなど
現代でも、家族や友人と共に社会貢献活動に取り組むことはあります。
ですが、コロナ以降、少子高齢化や切り替えるタイミングがわからなくなったのか、共同の目標に向かって絆を深めることは希薄になったままです。
4. 人とのつながりを大切に:個人としての役割
昭和時代の人々は、個人としての社会的役割を大切にしていました。
例えば、近所で持ち寄り食事会や何らかの情報交換会、町内会で草刈りや神社仏閣のメンテの取り決めなど定期的に寄り合いが行われていました。
現代でも、自治体の活動として個人としての役割を大切にした付き合いは健在です。
5. 社会問題への関心:問題解決に向けたアプローチ
昭和時代には、社会問題に対して積極的に関心を持ち、問題解決に向けたアプローチが取られていました。
例えば、
町内の空き地が問題視され、住民全員で清掃活動を行うことなどで、防犯の役割も担っていました。
現代でも、社会問題に対して関心を持ち、問題解決に向けて行動することで、社会に貢献することは行われていますね。
終わりに
昭和時代の社会との関わりには、今でも行われていることもあります。
また、地域性もあり、内容にも特色があります。
そのような近所の人達が顔見知りになる付き合い方は世代間の考え方や歴史と成り立ちを脈々と思い出話と共に受け継がれてゆく機会でもあったのです。
- 地域イベントへの参加
- ボランティア活動
- 家族での社会貢献
- 人とのつながりを大切にすること
- 社会問題への関心
近年ではそういったことさえも希薄になりがち。
人を雇ってお金で済ませる時代にも変化しています。
そのことで、便利で合理的になった反面、孤立や孤独な方も増えてしまっています。
一長一短とはよく言ったもので、それなりに副産物は生まれるものなのです。
もちろん近所の付き合いも、色々と気を使うことも多かった。
大家族であるなら、大家族の中でも人付き合いがあり、夫の両親に妻は気を使う。
そして現代では、会社がそんな場所になってしまっていますねぇ。
息が詰まるようなことは今も昔もあることで、単に場所が違うだけではあります。
色々と書き始めると長くなりそうなので、サラッと終わります。
次回は、昭和時代の「仕事と家庭のバランス」についてお届けします。
お楽しみに!