ロジハラとは?論理的な正論が引き起こすコミュニケーションの罠
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
報告スキルを実際に使ってみることが一番の練習
今回は「報告スキルを磨くための実践的な練習方法」について書きますね。
どんなに優れたツールがあっても、やはり練習が肝心。
ここでは、報告スキルを実際に使ってみる練習方法をご紹介します。
1. 鏡の前でのリハーサル
報告のプレゼンテーションを行う前に、鏡の前でリハーサルをしてみましょう。
自分の表情やジェスチャーを確認するのに最適。
何度も練習することで、自然な表現ができるようになります。
鏡の前でのリハーサルポイント
• 鏡の前で話すことで、自分の表情や身振り手振りをチェック。
• 緊張感を持ちながら、実際の報告シチュエーションを想定してリハーサル。
2. ロールプレイング
チームメンバーと一緒にロールプレイングを行う。
実際の報告シチュエーションをシミュレーションできます。
フィードバックを受けることで、自分の改善点を見つけることができます。
ロールプレイングのポイント
• 上司役、同僚役など役割を分担して練習。
• 報告の内容だけでなく、質疑応答の練習も忘れずに。
• フィードバックを積極的に受け入れ、改善に活かす。
シナリオ丸暗記の方がいます。
そして、当日は棒読みでガチガチになって本領が発揮できず落胆も。
対策は、日々プレゼンする機会をたくさん作っておくこと。
いざというときにも抵抗なく話すことが出来ます。
教育担当者がいる場合は、練習相手をお願いして見ることも近道ですよ。
3. 動画撮影して自己分析
自分の報告をビデオで撮影して見返す。
第三者の視点から自己評価ができます。
自分では気づかない癖や改善点を見つけることができます。
動画撮影して自己分析のポイント
• スマートフォンやカメラで簡単に撮影可能。
• 見返してみて、表情、ジェスチャー、話し方をチェック。
• 自分の改善ポイントをリストアップし、次回に活かす。
4. 定期的なフィードバックの受け取り
定期的に上司や同僚からフィードバックを受ける。
客観的な視点からのアドバイスを得ることができます。
継続的な改善のために、フィードバックを大切に。
定期的なフィードバックの受け取りのポイント
• フィードバックを受ける際は、客観的になることが大事。
• ポジティブなフィードバックだけでなく、改善点も受け入れる。
• 自分の成長を実感し、モチベーションアップ!
フィードバックを伝える人には、ダメ出しを先に言うばかりで、改善点が後になる人が多いもの。
最初のうちは主観が入りやすいので、モチベーションダダさがりになる方も多い。
そのため、ネガティブコレクターが大好きな評論家を相手に改善点をもらうことを避けることも考えて良いかもしれません。
他にも悪く思われたくなくて本音を語らない人。
最初は「できているよ!バッチリじゃん!」などと持ち上げて、終わった後に色々と「実はね~」と言い出して、「先に行って欲しい」という人間性を疑いたくなる人も様々です。
そういったことから、フィードバックをもらうことで、真の人間性や本当の付き合い方を学ぶ機会でもあるのです。
「めちゃくちゃ萎える。すごく挫けそうだ」と思ったとき程こそ、相手はそんなこと知ったこっちゃない。
善意の塊で全力で伝えているだけで、単に主観が自分を攻撃しているだけと冷静に。
悲劇の主人公に溺れていると気がついて、頭を冷やすことに力を入れましょう。
5. 実際の会議やプレゼンテーションでの実践
最終的には、実際の会議やプレゼンテーションで報告スキルを実践。
実際に行動して空気感を得ることは最も効果的。
練習の成果を実際の場で発揮し、自信を持って報告しましょう。
実際の会議やプレゼンテーションでの実践のポイント
• 実際の場では、練習通りに自信を持って報告。
• 報告後のフィードバックを受け取り、次回に活かす。
• 失敗を恐れずにチャレンジし、経験を積む。
事実は事実、現実は現実です。
相手の反応を捉えて、改善点を自分のものにしていきましょう。
不満でモヤモヤしたときほど、産業カウンセリングを受けて論点整理をオススメ。
報告スキルを磨くための実践的な練習方法まとめ
一言で、日常で実践を積み重ねることで報告スキルを磨くことが近道。
報告スキルを向上させるためには、練習が欠かせません。
鏡の前でのリハーサルやロールプレイングや自己分析のためのビデオ撮影などを通じて、自分の報告スタイルを磨きましょう。
そして、フィードバックを受け取り、実際の場で実践すること。
そういった繰り返しをすることで、報告の達人となっていくのです。
一番は、その機会を率先して自らが毎日の中でも機会を作ること。
それが準備となって、本番でも普通でいられるだけなのです。