産業カウンセリングとチホズ文字分析:キャリアの方向性を明確にする方法
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
何でも見せすぎる人ってどんな人
前回は「仕事ができるまで見せない、報告しない人」について書きました。
あるあると思う人や「私かも!?」と感じた方もいたようです。
今回はその対極にいる「何でも見せすぎる人」についてお話しします。
彼らの存在もまた、職場で一風変わった情報提供してくれます。
1. 細部にこだわりすぎるアナリストタイプ
まず登場するのは、「細部にこだわりすぎるアナリスト」です。
彼らはデータの一点一点まで見せたがり。
報告会がまるで大学の講義のよう。
詳細すぎて、聞いている方は情報の海に溺れそうです。
例: 「〇〇さん、プロジェクトの概要を教えてください。」
「もちろん!まずはこの500ページのデータレポートを見てください。
セクション1からセクション50まで全部重要なので、順番に説明しますね!」
・・・全部重要って、要点が知りたい。
最後まで聞く時間がもったいない。
2. 自信満々のプレゼンタータイプ
次に登場するのは、「自信満々のプレゼンター」です。
彼らは自分の仕事を誰よりも素晴らしいと信じています。
そして何でもかんでも見せたがります。
彼らのプレゼンはエンターテインメント性が高い。
視覚効果や派手なグラフが満載です。
例: 「〇〇さん、進捗報告をお願い。」
「いいとも!ここにスライドショーを用意したよ。
まず、この3Dグラフを見て、次にこの動画クリップも見てね!」
・・・視覚効果抜群だね。
スライドショー作る時間を違うことに活かせそうじゃない?
3. 心配性の過剰報告者タイプ
そして、「心配性の過剰報告者」です。
彼らは何か問題が起きるたびに報告せずにはいられません。
朝の会議、昼の会議、夕方の会議と、報告が絶えません。
例: 「〇〇さん、進捗どう?」
「実は昨日の夜の11時に少し問題があって、でも朝の6時には解決して、その後の8時にはまたちょっとだけ問題が…」
・・・見かけは大人、頭脳は子ども。
事件を率先して見つけては勝手に迷う、迷探偵状態
4. 情報共有マニアの伝道師タイプ
「情報共有マニアの伝道師」も忘れちゃいけません。
彼らは情報共有が大好きで、自分の知っていることは全てシェアしたい。
メモやメール、フォルダ格納データが溢れんばかりです。
例: 「〇〇さん、プロジェクトの詳細を教えてほしい。」
「もちろん、詳細はこのリンクに、そしてこのフォルダに、さらにこのドキュメントにもまとめてあるから、全部目を通してね!」
・・・わざわざ探さなきゃならんのかい。
ぱぱっと要点を教えてくれたら良いだけなのに。
5. 自己PRの達人タイプ
最後に、「自己PRの達人」です。
彼らは自分の仕事の成果を常にアピール。
少しでも進展があればすぐに報告します。
彼らの報告はまるでお抱えデザイナー状態で広告担当のようです。
例: 「〇〇さん、進捗は?」
「ちょっと待って!新しいデザインが完成したばかり。すぐにスライドショーを作るよ!これは革命的なデザインだよ、きっと驚くはず!」
・・・デザインは後でいいからさぁ。
知りたいところはそこじゃない。
何でも見せすぎる人、暴露の達人たちの物語まとめ
結論は、結局のところ調和がとれていたら良い。
何でも見せすぎる人々も、仕事において重要な役割を果たしています。
ただし、情報過多で疲れてしまうことも。
状況に応じてバランスを取ることが大切。
適度な情報共有と必要なタイミングでの報告を心がけること。
そうするとチーム全体の効率が上がります。
次回は、仕事の報告が絶妙にうまい「報告の達人」について話しましょう。
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