怒りに振り回されない:人間関係のストレスとの付き合い方
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
職場で気になる途中経過を報告しない人
今日は、職場で誰もが一度は遭遇したことがある「仕事ができるまで見せない、報告しない人」について、ちょっとユーモアを交えて語ってみます。
1. 完璧主義者の芸術家タイプ
まず、彼らの中には、「完璧主義者の芸術家」がいます。
彼らは、自分の作品がミケランジェロの彫刻のように、全てが完璧でなければならないと強いこだわりがあります。
報告は常に「あと少しだけ…もうちょっと待って」という感じ。
何度も聞いても、いつも待つだけの繰り返し。。。
ずいぶん待った挙げ句に出来上がったものは、「どうしてこうなった???」という成果物に。
例: 「〇〇さん、プレゼン資料はどう?」
「まだです!でも、スライドのアニメーションがレオナルド・ダ・ヴィンチ並みに美しくなったら見せます!」
2. 自信なき忍者タイプ
次に登場するのは、「自信なき忍者」です。
彼らはまるで忍者のように静かに働き影を潜めています。
そして、成果物を誰にも見せずに玉手箱の中に隠しています。
その理由は?
もちろん、批判の手裏剣攻撃を全力で避けるためです。
例: 「〇〇さん、プロジェクトの進捗はどう?」
「しっ!まだ隠れ身の術中なの。上司の評価が怖いから、完成まで見せないのよ。」
3. プロセスに興味なしのゴール志向タイプ
そして、「プロセスに興味なしのゴール志向者」。
彼らにとって重要なのはゴールだけ。
きっと、途中経過なんて無駄だと思って全力ブロックしているんです。
だから、報告も最終結果だけ。
例: 「〇〇さん、途中の進捗報告をお願い。」
「出来上がってから全部お見せします。どうぞお楽しみに!」
4. コミュニケーション下手なシャイボーイ/ガールタイプ
「コミュニケーション下手なシャイボーイ/ガール」も忘れちゃいけません。
彼らは話すのが苦手で、報告するのも一苦労。
なので、黙々と一人で進めてしまうのです。
例: 「〇〇さん、作業が止まっていることがあるなら言ってね。」
「えっと…(小声で)大丈夫です。頑張ります。」
5. 過去の出来事に浸る悲劇の主人公、傷心者タイプ
最後に、「過去にトラウマを持つ傷心者」。
過去に未完成の仕事を見せてひどい目にあった経験がトラウマに。
そのことから完成するまで誰にも見せないと心に誓っているのです。
例: 「〇〇さん、進捗どう?」
「昔、未完成の報告をして大惨事になったから、まだ見せられるものではないので、見せたくありません。」
仕事が完成するまで見せない、報告しない人の謎に迫る!まとめ
結論は、ユーモアと理解が対策のカギ。
彼らに対して、怒ったりイライラする気持ちもよく分かる。
だからこそ、ちょっとしたユーモアを交えた対応で接してみるのはいかが?
例えば、「〇〇さん、ミケランジェロも途中経過を見せてたよ!」とか、
「〇〇さん、忍者のままじゃ見つけられないよ!」など。
アホらしいなと思うくらいのものが
重要なのは、彼らが安心して報告できる環境を作ること。
心理的安全性を確保し、少しずつ信頼関係を築いていくことで、彼らの行動も変わってくるかもしれません。
そして、自分も相手も関係性を構築することに対して、思ったよりもストレスがつよい。
心理的な不安がある職場であればなおさら時間がかかると想定しましょう。
皆さんも職場で「見せない、報告しない人」に遭遇した際は、ユーモアを忘れずに!
次回は、「何でも見せすぎる人」の話でもしましょうかねぇ?
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