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採用担当者の目に留まる!履歴書の基本構成

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:再就職支援

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

転職活動に大切な履歴書

前回の自己分析の事を書いた後は履歴書作成ですね。
書き方については、ネット検索ですぐに見つかるのでそちらを利用してください。
今回は、採用担当者のハートをわしづかみにする履歴書の基本構成とポイントについて解説します。
履歴書

履歴書の基本構成

1. 個人情報

まずはあなたの基本情報から。名前、連絡先、住所、電話番号、メールアドレスを記載しましょう。
さらに、笑顔が眩しいプロフェッショナルな写真を貼ることで、第一印象もバッチリ!

写真撮影

笑顔を大切に: 写真は最近のもので、ビジネスシーンに沿った服装を着用。
この人はどんな教育を受けているのかというのも写真でも判断されています。
普段着などカジュアルな服装は避けましょう。

連絡先のチェック

メールアドレスや電話番号に誤りがないように確認。
意外とよくあるミスなので注意!

2. 学歴

ハローワークでは古いものから順に書くことが通例。
最近では、最近のものから順に記載することも増えています。
学位や専攻、卒業年度を書いて、あなたの学問的背景をアピールしましょう。

3. 職歴

ここが一番重要な部分です。
どの企業でどのような職務や役職に就いていたか。
具体的な業務内容と成果を記載します。
雇用形態は関係ありません。
自分がどういった取り組みをしていたのか活躍をアピールすること。

ポイント

生年・誕生別の年齢早見表を下記に添付します。
https://www.nenrei-hayami.net/sitemap.html
自分の生まれ年の西暦や和暦がわかるのでオススメ。

具体的な成果

売上を10%増加させた
チームリーダーとして5人を管理
アルバイトの教育を任され、年間何人育成していた
などなど、具体的な数字や実績を盛り込むと効果的。
わかりやすく、箇条書きで読みやすさを整理しましょう。

4. 資格・スキル

次はあなたが取得した資格や特定のスキルをアピールする場所です。
国家資格や民間資格でも長い歴史があるものは強い味方。
特に実務経験に伴って活かしていた資格はキラリと光ります。
注意点は、資格取得ビジネスに翻弄されて、たくさんの資格があった場合。
自分の価値を下げてしまう場合があるのでご用心。

ポイント

関連性を重視: 応募する仕事に関連する資格やスキルを中心に記載。
正式名称を記載: 資格の正式名称と取得年月を忘れずに。

5. 自己PR

自己PRは、あなたの強みや特徴を最大限にアピールする場。
具体的なエピソードを交えて、あなたがどれだけ素晴らしい人材かを伝えましょう。

履歴書は今を語るもの、職務経歴書は根拠を語るもの。
その際、自分の人生を一文節で語る、要約したものだと認識しましょう。

そのため、企業名と勤務年数、どこに住んでいたのか、なぜ退職したのか長々とプライベートなことは書く必要ありません。

ポイント

具体例を記載
「〇〇人のチームプロジェクトでリーダーを務め、〇〇の成功から、〇〇力が高まりました。」などの具体例を交える。

簡潔で何に印象が残るのかに意識を向ける
長々と書かずに、簡潔で要点を抑えた文章を心がけること。
キャッチコピーのような自分の能力をアピールするものも挑戦しましょう。

6. 志望動機

最後に志望動機です。なぜその企業に応募したのかを明確に伝える。
その際、伝え方にも情熱を伝える場合、冷静に論理的な内容を伝える場合、夢を語る場合と人それぞれ。
自分にあった内容を取り入れましょう。

ポイント

色々な転職サイトを参考にすると良いですよ。
ポイントとしては、誰でも書くような内容は、その他大勢の中のひとりとなる。
採用側が「この人に会ってみたい」と思うのは、採用することで組織にどんなメリットがあるかが知りたいということです。

リサーチを忘れずに: 企業のビジョンやミッションを調べておくこと。
自分の価値観と結びつける: 応募先企業の価値観と自分のスキルや経験を結びつける。

良くある失敗談:複数の企業に応募する際、志望の動機や仕事の取り組みなど企業に合わせて書き換える人がいます。
そうすると書いた内容を忘れ、全く違うことを言う方がいます。
こういったことで自分の首を絞める方も意外と多いもの。
テクニックに走らず、自分自身がしっかり分析できていると失敗は避けられます。

見やすい履歴書の作り方

履歴書は見た目も重要です。以下のポイントを押さえて、見やすく、プロフェッショナルな印象を与えるフォーマットを作りましょう。

1. 適度な空白

適度な空白を入れることで、読みやすさが向上します。
情報を詰め込みすぎず、各セクションを明確に分けましょう。

2. フォントとサイズ

フォントは見やすいものを選び、サイズは10〜12ポイントを基本とします。
見出しは少し大きめにして、セクションごとに区別します。

3. 箇条書き

重要な情報は箇条書きを使って整理。
これにより、採用担当者が重要なポイントを一目で把握しやすくなります。

一番やってはいけないこと

インターネットの情報を丸写しし、ちょっとだけ書き換えて記載すること。
採用側は、沢山の履歴書や職務経歴書を見比べて判断します。
そのため、「丸写しだなぁ」とか「書き換えただけなんだなぁ」と直ぐわかる。
そういった行動そのものも、採用の可否に影響します。
数を見てきた採用側は、大学や高校も書き方が同じなので、わかるもんですよ。

まとめ

履歴書は、あなたの第一印象を左右する重要な書類です。
基本構成とフォーマットをしっかりと押さえ、見やすく魅力的な履歴書を作成することで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
今回紹介した採用側の視点やポイントを参考に、自分の強みを最大限にアピールする履歴書を作成してください。

仕事選びは人生の通過点。
よりよい未来を創造することを計画にしていたら転職だって戦略の一つになるのです。
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専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

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