何でも見せすぎる人、暴露の達人たちの物語
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
未来は自分で想像する
仕事での失敗、失恋、誰かとの喧嘩…。
嫌なことがあると、ついつい落ち込んでしまいますよね。
でも、いつまでもくよくよしていてもいいことはありません。
そんな時に使える魔法のような技があるんです。
それが「リフレーミング」です。
出来事そのものは事実しか存在していません。
そこに感情という主観を乗せて、善悪の判断をしているのは私たち人間。
どうやって出来事を捉えるかで、心の持ちようが大きく変わります。
リフレーミングとは?
例えば、ある靴商人がアフリカの大地に降り立ちました。
靴を履いている人が一人もいないのを見て、
靴商人Aは「これは大変だ。誰も靴を履いていない。これでは靴は売れない」と嘆きました。
一方、靴商人Bは「ラッキー!誰も靴を履いていない。チャンスに溢れている!」と喜びました。
どちらの靴商人が成功するかは一目瞭然です。
「靴を履いている人がいない」という事実は同じ。
それをどう捉えるかで心持ちが変わります。
このように、どんな出来事にもプラスの側面があるというフレームで事実を眺めることを「リフレーミング」と言います。
リフレーミングの実践例
以下に、リフレーミングの例をいくつか示します。
大きなプロジェクトを任されたのに、失敗してしまった。評価が下がる(涙)。
→ラッキー!これで大きな失敗を経験して学ぶことができた。次はもっと上手くできる
重要なプレゼンテーションでミスをしてしまった。最悪。
→ラッキー!これでプレゼンテーションのスキルを磨くチャンスだ!
同僚と意見が対立して、喧嘩してしまった。私はなんてだめな人なんだ。
→ラッキー!これでコミュニケーションスキルを改善する箇所がわかった。
お陰で良いチームプレイヤーになれる機会をもらえた!
お客様からクレームを受けた。自分の対応が悪かったのかと落ち込む。
→ラッキー!これでお客様のニーズをより深く理解し、サービスを向上させるきっかけを貰えた。
このように、「悪い出来事だった」というフレーム。
単に「ラッキー!良い出来事だった!」というフレームに掛け替えるだけ。
リフレーミングの速度は人によって異なる
人によってリフレーミングの速度は異なります。
遅い人は「悪い出来事」をいつまでも引きずり、なかなか前に進めません。
「悪い出来事」に固執する場合は、悲劇の主人公に溺れます。
独りよがりのネガティブコレクターなのですから、人の話には耳を傾けることは切り替えるまで出来ません。
リフレーミング力がある人は、一瞬で「良い出来事」に意味付けを変えて、気持ちよく前進を続けます。
優れたビジネスパーソンや各界の成功者たちは、このリフレーミング力を駆使しています。
どんな困難があっても歩みを止めず、力強く前進を続ける。
そんなときのためには、このリフレーミング力は必須ですね。
リフレーミング力を鍛える
リフレーミング力は鍛えることができます。
どんな悪いことが起きても「ラッキー!」と考える習慣を身に付けること。
下記の内容を元に、リフレーミングの実践を試してください。
過去の出来事をリフレーミングしてみよう
まずは、過去の辛い出来事や悲しい出来事を思い出してリフレーミングしてみませんか?
この練習が、将来に起きる嫌な出来事をリフレーミングする準備となります。
過去の嫌な経験をリフレーミングしていくと、すべては新しい出会いや成長のチャンスであったことに気づきます。
そうなると「悪い出来事」を後悔して止まっている時間はもったいないですよね。
最後に
人生に起きることで無駄なことは何一つありません。
毎日はいつも新しく、同じことは無い。
そしてその一つ一つの積み重ねは、必ず未来の糧となります。
今日はここまで。
みなさんも、リフレーミング力を高めて、力強く前進を続けましょう!
法人向け 文字分析診断サービス「チホズ文字分析」
https://preview.studio.site/live/AXq1ngA2a7