信頼と成長:人材育成の8つの条件を探る 前半
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
依存体質の人は当たり前のように優しい人に甘える
前回もお伝えしたように、優しい人は、まるで「依存体質ホイホイ」のように、自然と依存体質の人を引き寄せてしまう不思議な力を持っています。
恋人、家族、友人、職場—どこでも依存体質の人が寄りついてきます。
依存体質の人は当たり前のように優しい人に甘える。
まるで磁石のN極とS極のように引き合う関係になりがちなのです。
そのため、今回の後半では、真の優しさとは何かについてお伝えします。
自分を大切にするための対策
思い切って依存体質の人を拒み、距離を置くことが必要。
ですが、依存体質の人は被害者ぶって文句を言ってくることが多々。
典型的パターンでは「まるで私が悪者みたい!」と言われるでしょう。
優しい人がやってしまいがちなこと
「まるで私が悪者みたい!」と言われると
- 優しい人は自分を責める
- もっと他にやり方があったのではないかと自己嫌悪に陥る
- 依存体質の人の便利屋になることがわかっているのに自分を押し殺す
- 何とか互いにとって良い道があるのではないかと気持ちを奮い立たせて歩み寄る
そんな行動をしがちです。
・・・ただ、この悪循環が続けば、「もう、この役柄から降りていい!」と感じるようになるのもセットです。
悪循環を断ち切るためには依存体質の人が自覚することが大事です。
ですが、悲しいことに依存体質の人は、「自分が正しいことをしている」と勘違いしている。
私欲まみれの損得勘定で、自分が優位になるためだけに人を動かしている現実を全く理解できていないことも関係しています。
そもそも、コミュニケーションとは、「正確な情報を正確に共有」して初めて成り立つもの。
いくら優しい人が歩み寄ろうとしても、依存体質の人が主観的に物事を捉えて、「あなたが悪い」と聞く耳を持たなければ、終わりが見えることはありません。
速やかに、その役割を降りて、どなたか変わりの方に譲ったほうが良いのです。
優しい人程こそ自分の幸せを第一に
まず優しい人は自分の幸せを第一に考えましょう。
余った時間とエネルギーで他人に優しくすることが、結果的に皆のためになる。
「自分を優先するなんて冷たい!」と思われるかもしれません。
ですが、幸せでない人からの好意を大事にする必要はない。
自分が幸せであってこそ、他人にも良い影響を与えられるもの。
自分に余裕がない時は、人に「冷たい」と思われても構いません。
私たちは他人のために生きているのではなく、自分の人生を幸せにするために生きているのです。
甘えた人のために自分の大切な時間やエネルギーを削る必要はありません。
真の優しさとは何か
真の優しさって厳しさでもあります。
依存させない、甘やかさない優しさを持つこと。
本当に相手のことを思うなら、依存させない、甘やかさない優しさを持ちましょう。
時には厳しく突き放すことも「愛情」です。
何でもYesマンにならず、自己犠牲を当たり前にしないようにすることが大切。
優しさとは単に相手に合わせることではありません。
時には「No」と言える強さを持つこと。
自分を大切にし、自分の幸せを追求することで、結果的に周囲の人々にも健全な関係を築くことができます。
まとめ 優しい人が抱える悩み:依存体質の人々との関係
自分を大切にすることから始めましょうね。
自分が幸せであれば、その幸せが周りにも伝わり、良い関係を築くことができるからです。
「人生という大舞台で、主役は自分!」という気持ちを忘れずに。
人生は一度きり、他人のシナリオで生きる必要はありません。
自分の人生を豊かにし、他人に対しても本当の優しさを示せるようになること。
自分のハッピーエンドを目指して、堂々と「No」と言える自分になりましょう!
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