共感力を育てていく
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
優しい人は、まるで「依存体質ホイホイ」のよう。
自然と依存体質の人を引き寄せてしまう不思議な力を持っています。
恋人、家族、友人、職場—どこにでも依存体質の人が寄りついてきます。
そして、依存体質の人は優しい人に甘える。
まるで磁石のN極とS極のように引き合う関係になりがち
依存体質の人の傾向
依存体質の人は、その依存傾向をどんどん拡大させます。
「言わなくても分かるでしょ」とばかりに、テレパシーでのコミュニケーションを期待してきます。
これが伝わらないと、「私のことをわかってくれていない」なんて不機嫌に。
また、聞く耳を持たず都合よく扱ってくることも少なくありません。
依存体質の人は優しい人を見つけると盛り上がり、あれこれ頼んできます。
「お願い、助けて!」のオンパレード。
それがちょっとした頼みごとならまだしも、次第にあなたの生活の細部にまで踏み込んできます。
こうした依存体質の人は意外と多い。
優しい人は「No」を言う機会を逃しやすい
優しい人は「No」とはっきり言えず、無理を強いられることが少なくありません。
そのため、どこまでが自分の許容範囲なのか分からなくなり、相手に合わせてしまいがち。
その結果、馴れ合いの関係に陥りやすくなります。
依存体質の人は、いつも「ごめんね~」や「すみませ~ん」という言葉で、ごまかされます。
自分にとって都合の良いように振る舞うのです。
依存関係がもたらすストレス
ストレスの内容で言うならば
例えば、
- あなたが行きたくない会に参加しなければならない
- 自分のキャパシティを超えた仕事を押し付ける
- 優しい人の予定を変更してでも、依存体質の人の予定に合わせるように強要
そんなことが日常茶飯事になります。
優しい人は押せば全て許されると思われ、甘えられてしまうのです。
次第に
「ありがとう!」の一言がなくなる
重箱の隅をつつくように自分の思う通りの指示命令をはじめる
依存体質の人が頼ることが当然のように振る舞う
食事などもてなしでごまかす
自分ができないことが当然のように正当化
そんな振る舞いが増えていくのです。
優しい人は依存体質の人の便利屋
依存体質の人との関係が続くと、優しい人は次第に自分を見失ってしまう。
「私って、まるで便利屋さんじゃない?」と感じるように。
人生がつまらなくなり、ストレスが蓄積し、いずれ爆発してしまうのです。
「これって、ドラマのワンシーン?」なんて思うことも。
もちろん、こんな風に感じていることを言おうものなら、依存体質の人は激昂します。
何故なら、依存体質の人は善意で「あなたのために言っている」からです。
そして、優しい人のを悪者にして被害者のように自己防衛をはじめます。
依存体質の人がいう「あなたのため」という言葉の裏側
「あなたのために言っている」という言葉があります。
この言葉は、本当にあなたのために言っている場合とそうでない場合がある。
本当に「あなたのために言っている」というのであれば耳を傾けなければなりません。
ですが、依存体質の人の「あなたのために言っている」は
自分が相手にやって欲しくないこと
自らが率先してやりたくないこと
相手にやらせようとしていること
嫌なところを自分好みに変わらせたいこと
こんな「自分が満足するため」に、私欲まみれの損得勘定を「善意」という言葉で押し付けているのです。
そう、依存体質の人は、優しい人を「都合の良い操り人形」にしたいだけ。
もし、この記事を読んで気が付かれたあなた。
読んで頷くだけでは、また同じことを繰り返しますよ。
そのことから、今後はどう動けば良いか、自分を省み改めることが大切です。
そして、人生をより良い財産として変えていくことにつなげていきましょう。
まとめ
色々と感じることを書きながら長くなりました。
さて、次回は自分を大切にするための対策や真の優しさって何かについて書きます。
今日も最後まで読んでくださり有り難うございます。
次回もお楽しみに。
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