部下の成長を導くマネージャーのための成功法則
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
リーダーシップって一言で言っても、実は色んな種類があるんです。
心理学者ダニエル・ゴールマンが提唱する6つのリーダーシップスタイルを、ちょっぴりユーモアを交えつつお伝えします。
さあ、あなたはどのタイプのリーダーでしょうか
1. ビジョン型リーダーシップ
ビジョン型リーダーシップとは、チーム全体が明るい未来を見据え、一人ひとりがそのビジョンに向かって進むリーダーシップ。
リーダーは「後ろから押してあげるけど、君たちの道は君たちで見つけてね!」といった感じでしょうか。
自由な発想や行動が奨励されることもあり、チームの団結力が強まります。
ただし、ピラミッド型の組織には大変革となるため、逆境という向かい風を受けます。
そんなときは、凧は向かい風のときに高く飛べるということを心して糸を切らないことをお忘れなく。
2. コーチ型リーダーシップ
名前の通り、コーチ型リーダーシップはメンバーを指導しながら目標達成へ導くスタイル。
リーダーは「君の隠れた才能を見つけて、最大限に引き出すぞ!」と意気込みます。
一人ひとりの長所や短所を把握し、個人とチームの両方の目標達成を支援します。
ですが、このコーチ方リーダーシップほどこそ、業務で忙殺される毎日であれば、やりたくてもできない場合が多いもの。
そして、メンバーのことを知りすぎることと私情を挟んでしまうので「それは無理!」となりやすい。
そんなときは、外部委託で産業カウンセラーに相談しましょう。
産業カウンセラー本来の役割は業務改善・組織変革のコンサルタント兼専門家のプラットフォーマーを担うもの。
話を聞いて、どのタイプの手法を取り入れ、どういった役割を担えるのかヒアリングを行います。その後、どのような人材を求めているのか頭の整理と共に一緒に考えてくださいます。
プラットフォーマーなので、有名無名はあるものの実績ある方のご紹介ももらえます。
3. 関係重視型リーダーシップ
関係重視型リーダーシップは、メンバーの現在の思考や感情を大切にしながら進めていくスタイル。
「今、この瞬間」のメンバーの感情に寄り添い、共感を育みます。
ただし、目標達成へのコミットが不足するリスクもある。
「みんな、感情は大事だけど、目標も忘れないでね!」といった具合に、他のリーダーシップスタイルと併用することが良さそうです。
4. 民主型リーダーシップ
民主型リーダーシップは、メンバー全員の意見を幅広く取り入れて組織を動かすスタイル。
「みんなの意見、大歓迎!だけど、意見がまとまらないときは大変だよね」と言ったように、フラットなコミュニケーションが取れます。
メンバー同士の関係性構築やアイディアの創出が期待できます。
反面、作業計画やスケジュール管理もメンバーに任される。
短期間で確実に成果を求められる場合にはやや不向きです。
意見の相違や提案したものの、ひっかかりつまずく現実に直面。
そのことで、全ての進展が止まることも多々。
リーダーシップのスタイルを組み合わせてバランスを保つこともお忘れなく。
5. ペースセッター型リーダーシップ
ペースセッター型リーダーシップは、リーダーが自ら高い成果を出し、その背中を見せることでチーム全体の士気を高めるスタイル。
「見て、私も頑張っているから、みんなもついてきて!」というアプローチのようなものかもしれません。
個人能力が高いチームほど効果があります。
ですが、メンバーのモチベーションや実力が不足している場合は、他のリーダーシップスタイルとの併用を考える必要があります。
・・・実は、私は自覚をしていないのですが、どうもこのタイプ。
まさにと言うほどの笑える失敗談をたくさん持っています。
なんでもそうですが、なにかにどっぷり浸かり込んでしまうと周りが見えなくなります。
その上、周囲の人は、勝手な理想を持つこともあり、期待外れと感じる場合も多々。
そんな経験から組織運営が円滑になるための産業カウンセラーを始めました。
6. 強制型リーダーシップ
強制型リーダーシップは、リーダーがすべての意思決定を行い、メンバーに実行を指示するスタイル。
「私が指示するから、その通りに動いて!」という短期目標には大きな成果をもたらします。
ですが、メンバーの自主性や成長の機会が奪われる可能性も背中合わせ。
長期的な視点では不適切で、短期目標の達成に適用する必要があります。
このスタイルは、危険や命と背中合わせの職場でとても必要です。
例えば、大怪我をしている患者さんを前に、「ねぇ見てご覧、いま出血しているでしょう?あなたならどんな手当をする?考えてみて?」なんて言うような会話をしていたら、当事者は命が途絶える危機感が増幅しますよね。
「ボーっとしていないで、早く止血して!!!!」と、叫ばなければ人命救助はできませんもの。
まとめ
リーダーシップにはさまざまなスタイルがあり、それぞれが異なる状況で効果を発揮します。
ビジョン型から強制型まで、リーダーは状況に応じて適切なスタイルを選び、チームを成功へと導くことが求められます。
リーダーシップの多様性を理解し、柔軟に対応することで、組織全体の成長と目標達成が実現します。
さて、あなたはどのリーダーシップスタイルに共感しましたか。
今日から自分のリーダーシップスタイルを見直して、あなたらしいやり方で、チームをより良い方向へ導いてください。
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