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桜の後に咲く美しきハナミズキ:花弁と総苞片の謎

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

4月から5月へと移り変わる新緑の季節に、ハナミズキは鮮やかな花を咲かせます。
特にピンクのハナミズキは、同名の歌で「薄紅色」として歌われたこともあり、多くの人に愛されていますね。
ハナミズキ

ハナミズキの花は花じゃなかった

ただ、最近知ったこととの一つ。
これまで「花」だと感じていた部分が本当の花ではないということ。
まず、ハナミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木で、原産地はアメリカ。
別名アメリカヤマボウシと呼ばれているそうです。
主に北米東部からメキシコ北東部にかけて生育しています。

開花時期は、桜が散った後の4月中旬から5月中旬。
白、赤、ピンクの花を咲かせます。
樹高は5~10メートルで、耐寒性や耐暑性がやや弱い。

そのハナミズキ、これまで花弁だと思っている部分は、実際には総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花のつけ根にある葉だということでした。

ハナミズキが他の樹木に比べて長く花を楽しめる理由は、「葉っぱ」だから長持ちするから。
本当の花は、総苞片に囲まれた中央部分に小さな花が集まって咲いています。
開花していないときは、緑色の粒々。
黄色く変化すると開花しているそうです。

ハナミズキは桜の木の返礼だった

ハナミズキが日本に来た歴史も興味深かったひとつ。
1912年、当時の東京市長である尾崎行雄氏がワシントンD.C.に贈った3,000本の桜があります。
その返礼として、ハナミズキが日本に送られました。
最初に贈られてきたハナミズキは、今でも都立園芸高校に残っているようです。

また、ハナミズキの英語名は「ドッグウッド」と言います。
これは直訳すると「犬の木」です。
ですが、この名前の由来には様々な説があります。
その一つは、樹皮を犬の皮膚病の薬として使用したからというものも。

ちょっとしたことに関心を持つだけで日々の充実感は変わる

春になると、私が住んでいるところは、花が咲き誇ることが魅力的。
桜が終わっても次から次に花が咲き乱れます。
そんな時に、「これは何の花?」というような疑問、ちょっとだけ周囲に関心を持って調べてみるだけでも、これまでとは違う楽しさが見つかります。
こんな知識を得てハナミズキを眺めれば、発見といっしょに一層特別なものになるかもしれませんね。
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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

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