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コラム
才能の障害という偏見:トム・クルーズさんと他の天才たち
2024年2月6日
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
オンラインでカウンセリングを提供しているチホズスタジオです。
今日は天才と発達障害について書いてみようと思います。
歴史上の天才たちは、子どもの頃には発達障害に直面していました。
彼らは他の子供たちと比較され、異なる能力が評価され、偏見にさらされます。
しかし、その違いが彼らの才能を形成していること。
未来の時代では多様性が尊重されるべきだと広がっています。
しかし、日本は真逆の動きをしている気がします。
皆さんは、今回のブログを読んだ後に、いったい何を感じてくださるでしょうか?
トム・クルーズの持つ才能
トム・クルーズさん、世界的なスターです。
彼は子どもの頃には注意欠陥・多動性障害(ADHD)とディスレクシア(失読症)という特別な課題に直面していました。
ディスレクシアは知性や理解力があるにもかかわらず、文字の読み書きが著しく困難な隠れた障害です。
トム・クルーズさんはbとdやpとqの区別がつかなかったといいます。
そのために役のセリフを繰り返し聞いて憶える工夫をしていたそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチやトーマス・エジソンも発達障害?
さらに驚くべきことに、トム・クルーズさんだけでは有りません。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、トーマス・エジソン、アルベルト・アインシュタイン。
今で言う発達障害として認識されるものを抱えていたとされています。
こういった天才たちは、他の子供たちと比較されます。
そして、平均的な能力と比較して一部が突出していることが原因で、差別的な評価を受けてきたのです。
人は不思議な生き物。
平均的な才能と比較され、突出する部分があると、時には異端視されることがあります。
そして、矯正や是正という正義感が、与える影響は教育という押しつけになりやすい。
まとめ
これからの時代ではもっと多くの天才児が現れます。
大切なことは、その異なる才能を尊重し、活かす社会が存在すること。
才能には多様性があり、それが豊かさを生み出すことを理解していくことが大切だと私は考えています。
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