自己分析を通じて見つめ直す、転職と人間関係の改善
こんにちは!
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡を拠点に業務改善&組織変革
チホズスタジオ(Chi-ho'sstudio)です。
再就職の戸惑いに向き合う シリーズ4/6
職場文化への適応についてお話しします。
再就職後、継続して働き続けるには、新しい職場文化への適応力が不可欠です。
下記の様な感情は一時的に生まれやすく、そして囚われやすいものです。
新しい仕事が、もしかして合わないんじゃないか?
前の職場が良かったなんて後悔することはないか?
もし自分が思っていた仕事と違ったらどうしよう?
たとえ一時的なこととは言え、不安になる事を沢山思い浮かべていくと考え込みやすく、それこそがストレスの原因になるものです。
できること、上手くいくこと、上手くいかない時はどのような対策をするのかなど、自分を安心させられるように困難な状況に対しても前向きな解決策を模索することは大切です。
そして、ご自分がご自分の感情を理解しつつ、孤独な気持ちにスイッチが入ったのであるなら、相談できる専門家のサポートを受けることも重要となります。
今日は、新しい環境に馴染む方法に焦点を当て、ストレス耐性を上げていきましょう!
1. 職場文化の理解と価値観の共有
まず、新しい職場文化を理解することが先決です。
企業の価値観や仕事の進め方、チームのコミュニケーションスタイルなどを認識することで、馴染みやすくなります。
そのためには、自分の価値観を明確にしておくことが大切です。
そのことを新しい環境で共有することも重要です。
ただし、時間をかけることも大切なこともあり、焦りは禁物です。
2. コミュニケーションの積極的な取り組み
新しい職場ではコミュニケーションが鍵となります。積極的に同僚や上司とのコミュニケーションを図り、職場内での関係構築に努めましょう。
わかることを質問し、見落とし箇所を伺うことや具体的に自分の考えを伝えることができると、力になってくださる方が次第に増えてきます。
3. チームワークと協力の重要性
職場文化ではチームワークが重視されることがあります。
自分の役割を理解し、他のメンバーと協力することで、効果的なチームプレイヤーとして認められやすくなります。
陥りやすいことは、過去のやり方に縛られてしまい、一方的に作業内容を否定することです。
こうしたら上手くいくから変えた方が良いのにという考え方を伝えるには、仕事全体の流れがわかってきてから、数字などの統計データを基に説明すると良いでしょう。
そのためにも、老若男女問わずフラットな気持ちで、他の職員から学び、自分も教えられる姿勢を持つことが大切です。
4. フィードバックへの対応と成長マインドセット
新しい環境ではフィードバックが欠かせません。
上司や同僚からのフィードバックを真摯に受け止め、成長に繋げることが大切です。
その際に主観的になってしまうと、自分を責めることや他者を非難したくなることもあります。
事実には、そこに事実があるだけで善悪や優劣の判断は自分がしていることです。
そのため、客観的な適応力と柔軟性を持ち、自身の成長に向けた心を育てましょう。
5. ワークライフバランスの確立
最後に、職場文化においてワークライフバランスの確立も重要です。
効果的な働き方を見つけること、そして新たに求められているけれど、気が付いていない働き方や企業文化を創造していくこと。
自分のライフスタイルに合わせながら仕事に取り組むことで、より長く続けられる環境を築くことができます。
まとめ
新しい職場文化への順応は初期の段階でキャリアの成功に大きな影響を与えます。
昔のスキルが通用するか不安だけど、新しいことを学ぶ成長の機会が待っている!
という気持ちを持ち、どのような自分でいるのかを思い描き取り組むことで、知らないうちにストレス耐性が上がっているものです。
次回は、新しい仕事での目標設定とキャリアプランに焦点を当てます。お楽しみに!