転職する際の判断基準
鎌田千穂です。
産業カウンセラーとして企業の業務改善&組織変革
個人の思考から生まれる行動制限を解くことを
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)で実施しています。
面接で何度も「今後のご活躍をお祈り申し上げます」という不合格通知が届くと、
自分は社会に必要とされていないんじゃないかと感じ孤独感にさいなまれる。
自分の何かが悪いんじゃないかという気持ちに押しつぶされそうになる。
人生が終わったような気がして、自分の存在価値がわからなくなってしまう。
採用されるまで、ずっとこんな悩みを抱えてはいませんか?
そんな時は、1人で孤独感にさいなまれ、心がとても苦しくなるものです。
私も、転職活動をしていたとき、何のスキルもない自分は、このまま企業に必要とされないんじゃないのかと不安を抱えていた1人。
自分を責めてもどうしようもないと懸命に就職活動をしていた頃があります。
秘策を見つけることで、面接の梯子をすること、内定も複数貰えるようになるに至るまで、そんなことは誰にも教えてもらえるわけもなく、周囲の人の親切心という心ない言葉と孤独感が背中合わせの毎日。
それでも、転職を成功させるために色々な工夫を行い、Wワーク・トリプルワーク・SOHOという言葉がない頃から在宅業務や自営を行ってきました。
そして、独立前には、様々な経験が評価され、色々な企業において採用面談や新人研修、既存職員の育成を行ってきました。
現在、その経験を活かして、現在は職業訓練校やハローワークの再就職支援で転職の在り方や秘策、企業の面接官の気持ちを考えた自己PR、企業が求めていることと働き方についての考え方と実践訓練や登壇も13年を超えます。
産業カウンセラーとして、働く方々のカウンセリングや面談を通じて、個人対応には思考制限の撤去、企業対応ではカウンセリグから読み取った分析統計による業務改善・組織変革の提案を行い、これまで5万人を超える人材育成、5千人を超えるカウンセリングを実施しています。
この記事では、真にあなたの転職を成功させるために
についてお伝えします。
この記事を読めば、あなたの転職活動の筋道が開けます。
ぜひ最後までお読みくださいね。
産業カウンセリングの重要性
転職を成功させることは、挑戦的であり、何度も試行錯誤が必要な場合があります。
多くの人々は転職プロセスで「うまくいかない」と感じ、疲れてしまうことがあります。
見方を変えると、挫折感が新たなスタートへの転機となる事が多いものです。
産業カウンセリングは、あなたの転職における自身の長所と短所を明確にすること、転職先企業選定が真に合致しているのかを明らかにし、挫折からの成長への一歩を踏み出す手助けをする重要な役割を果たします。
産業カウンセリングを受けることで、挫折感を受け入れ、再び前進するエネルギーを見つける手助けとなり、頭の整理をすることで、これまでのやり方が狭い視野の中動いていることに気が付き、独りよがりだったことに気づくきっかけになる方が多くいます。
産業カウンセラーは、あなたの心に寄り添いながら、思い込みや固定観念、先入観を払しょくしつつ、あなたの「当たり前」と信じて疑わない思考による行動制限を解いていく役割を果たします。
転職活動の挫折から学ぶ力
何度も連続して不合格通知を受けると、次にどのような行動を起こしたらよいのか落胆する気持ちに対しての不安が高まります。その上、次にどう進むべきかが全くわからず、だんだんと気持ちが重くなることで行動することに自信がなくなり足踏みをしてしまいます。
私たち産業カウンセラーは、その過程であなたをサポートし、「転職がうまくいかない」と感じることは、新しいキャリアに挑戦しようとする方に、自然な過程として、話を聴きながら、挫折からの学びを強調し、挫折を克服するための方法を共に考え、転職活動をより良きものにしていくために、あなたの心を支え、辿る未来を照らします。
産業カウンセリングからあなた自身が自らのキャリアを認知する
就職活動をしているあなたは、必ず主観的に陥ります。そうすると、不採用だった理由を、自分の中にある自信のないところと関連付けし、「採用されない理由」として独りよがりの考え方で決めつけてしまいます。
産業カウンセラーのカウンセリングを受けることで、どうして上手くいかなかったのか客観的に捉えることで、あなただけでは気が付かない背後にある原因を明らかにし、自己認識を高めるプロセスをサポートしてゆきます。
これにより、あなたの無自覚で当たり前にやっていることが、実は素晴らしい能力だったとわかることも多くなります。
そのことが転職における長所と短所として理解し、新たな機会への準備を整えるのに役立ってくるのです。
産業カウンセラーは、そんなあなたの考え方の癖を見極め、論点整理を行うことで客観的な成長を応援する役割を担います。
産業カウンセリングでの転職成功事例
Aさんの事例
産業カウンセリングを受けたAさんは中途入社。新しい職場で人間関係が上手くいかない事で悩んでいました。
Aさんは以前も、職場の同僚との人間関係に苦労しており、仕事環境がストレスの原因でした。そこで産業カウンセリングを通じて、思考の癖による弊害へ理解を深めることで、良好な人間関係が可能になる円滑対人関係構築スキルを身につけられました。今では、Aさんは仕事が楽しく、仕事でも様々な成果がでて、自分のキャリアに自信を持っています。
Bさんの事例
再就職支援を受けたBさんは、専門的なアドバイスとサポートのおかげで、新しい仕事に就職しました。
Bさんは以前、離職期間中に自分のキャリアをどのように再スタートさせるべきか、「これまでの会社で大した仕事を射ていたわけではないし、技術があるわけでもない」と悩んでいました。
私からしてみると、とても素晴らしい技術がありましたが、Bさんは自分の技術力に関して全く関心がありませんでした。産業カウンセリングを行いながら、再就職支援アドバイスを行い、合わせて職務の棚卸、履歴書の書き方や面接の準備を支援しました。
その結果、Bさんは、「自分が当たり前にやってきたことが求められるモノなんだと」驚きを隠せない状況で、これまでの経験を人に教える立場で採用され、新しい職場で成功を収めています。
産業カウンセリングと転職活動についてのまとめ
転職の道は挑戦的で、時に挫折感がついてまわることもあります。
しかし、挫折から立ち直り、産業カウンセリングを活用してご自身の長所と短所を理解することで、本来自分が何をできるのか、何をしたかったのかを明らかにした転職が成功し、新たな転機をつかむことができるものです。
私たち産業カウンセラーの役割というのは、あなたをサポートし、あなたの未来を良きものにし、人生の成功へ共に歩んでいく存在だとご理解くださることが正解です。