仕事を楽しく感じることも、苦痛に感じるもの自分次第
鎌田千穂です。
皆さんいかがお過ごしですか?
今日の福岡は、風が涼やかに、空も高くなって空気もひんやりして過ごしやすいです。
セッションのときに常に感じていることの一つに、
「自分の身体は自分のものだけど自分のものではない」
と気が付くと、心がもっと楽になるのにということがあります。
人の体は約60兆個の細胞からできています。
そして、寝てるときも身体は鼓動を打ち続け、
呼吸においては、「肺をいったん空っぽにし、少し時間をおいて新しい空気で満たせ」と指示命令をせずとも規則正しく呼吸をしています。
そんな当たり前のことを当たり前にできている限り、私たちは身体から生かされている。
ですが、どの人もその自覚はありません。
それよりも、
自分の欲望のままに日々過ごし、
少しでも理想と違うとその出来事を葬り去ろうと躍起になる。
そのエネルギーが内側に向いている場合は、自分を抹消しようとする。
外側に向いている場合は、人や出来事に責任転嫁し、自分の意のままに操ろうと全力になる。
そして、今この瞬間に感謝が足らなければ、平気で人を踏みつけにした身勝手な振る舞いが当然になり、自尊感情だけを最優先にする。
だからこそ、「有難う」という言葉を使うことが必要になってきます。
「有難う」という言葉が、例え口先だけであったとしても、言葉の力を借りて「あなたのお陰で心が満たされた」という気持ちが湧き上がります。
そして、「有難う」という言葉を伝える機会をつくっていくと、自然に出来事に意味を見つけることができるように心が動き、対人関係に対して存在意義と価値を探すようになり、次第に心が満たされていくのかもしれません。
また所作にも、「有難う」という感謝の言葉と同時に、頭を下げてみるだけで、何故かしら、気持ちも和らぎ、心も穏やかになることに気が付かれるのではないかと感じます。
皆さんの周囲の人が心が和らぐように、
私も人の心に調和と和らぎを、そして安らぎを提供できるように今日も過ごしています。
あ、そうそう、
皆さんの心に調和と和らぎ、そして安らぎにつながると良いなと色々なことを考えて、9月から本格的にラジオ番組の制作をお引き受けすることにしました。
九州の中小企業経営者の皆さんが、コロナ禍を追い風に帆を上げて、新しい取り組みや考え方を聞く機会をつくり、皆さんの生きるヒントになると良いなと考えて番組制作を始めます。
毎週日曜日17:00~18:00
President Station Fukuoka
最後まで読んでくださった皆さんの心に、調和と和らぎがあり、安らぎがありますように。