「就職には運動部が有利」
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。先日の北陸新幹線福井・敦賀延伸開業で福井駅は人混みがすごいことになっていたようです。当日私は別の所にいたのですが、SNSを見る限り、大物芸能人が来たのかと思うぐらい、人で溢れかえっていました。さすがの効果ですね。人が集まる福井駅、賑わいの継続を維持したいですね。(18日は早速人の動きが元に戻っていたとか…)
HR総研は、社内コミュニケーションにおけるアンケート結果をまとめ発表しました。
●社員間のコミュニケーション不足は業務の障害になると思うか?
・「大いにそう思う」53%
・「ややそう思う」33%
これらを合計した「そう思う」とする割合は86%となり、9割近くの企業において社員間のコミュニケーション不足が業務の障害となると捉えています。また、従業員規模でみると、
・1,001名以上の大企業では70%
・301~1,000名の中堅企業では67%
・300名以下の中小企業では60%
で、いずれの企業規模でも6割以上が自社に課題があると認識しています。また、企業規模が大きいほど、「課題がある」と認識する割合がやや高い傾向にあるようです。一方、「あまりないと思う」と「全くないと思う」を合計した「課題がない」(以下同じ)の割合は、企業規模に関わらず1割程度にとどまり、自社の社内コミュニケーションに課題がないと認識する企業は、非常に少ないことが伺えます。また社内コミュニケーションの課題感別に従業員エンゲージメントの状態を見ると、社内コミュニケーションに「課題がない」企業群では従業員エンゲージメントが
・「非常に高い」(9%)
・「やや高い」(41%)
を合計した「高い」の割合が50%と半数に上ります。同様に、社内コミュニケーションの課題感が「どちらとも言えない」企業群では32%、「課題感がある」企業群では22%と2割にとどまり、逆に「非常に低い」と「やや低い」を合計した「低い」の割合が36%と、「高い」を大きく上回っています。社内コミュニケーションに課題感がない企業ほど従業員エンゲージメントが顕著に高い傾向が見られます。なお、社内コミュニケーションの課題の関係性については、
・部門間
・部署内のメンバー同士
・経営層と社員
が上位であげられており、企業規模を問わず、課題となっているようです。企業規模が小さいほど経営層と一般社員との距離が近く、経営層の意向が社員の日常業務内容やモチベーションに直接的な影響を与えやすい関係性となるため、企業規模が小さいほど、経営層は社員とのコミュニケーションを丁寧に行うことが求められるのは言うまでもありません。
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾
【編集後記】
周りでマスクをする人が増えてきました。コロナやインフルがまだ流行っているというのもありますが、花粉症も季節ですね。