中小企業には大打撃。月60時間超時間外
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。日中はまだまだ暑いですが、朝晩は過ごしやすい日になってきました。この季節になると、秋の美味しいものが食べたくなりますね。そういえば、先日縁があって、今年初の松茸を食べました。土瓶蒸し、天ぷら、松茸ごはん。美味しかったです。
新入社員の方が入社して、もうすぐ半年。既に活躍している新入社員も多くいらっしゃいますよね。当社では10月の頭に新入社員フォローアップ研修を開催させて頂きますが、新入社員の方々がどのように成長したかを見ることが大変楽しみです。そんなか、新入社員の傾向を調べていたら、集英社の働く大人の女性向けメディア「BAILA」に先輩社員が感じた「新入社員の迷言?」と感じるエピソードが紹介されていました。えっ?と感じるようなやり取りや時代だなと感じることも多々紹介されています。ぜひ、気分転換にご覧ください。
・「“私は研修で忙しいので、先輩がこの仕事をしてください”と面と向かって言われた」
・「ほかの新人さんが独り立ちして仕事するなか、まだ先輩にマンツーマンでフォローされているのに、長期休暇希望調査の表に、誰より早く具体的な日付を記入していた新人……」
・「オフィスのゴミを先輩が捨てに行こうとしても、“私が行きます!”ということもないし、宅配荷物が来ても積極的に自分が対応しようとする姿勢もない…。下が動かないといけないという認識がない気がします。時代が変わったのかなぁ」
・「残業必至の大きな仕事を一緒にしていたとき、上司が新人に19時ごろに上がっていいよ、と言った。彼は19時になると上司や私に“お先に失礼します”のひと言もなく、帰っていた…。知らぬ間に帰っていたので上司が新人にメールすると、“19時に帰っていいって言ったじゃないですか”と反論された。普通は先輩や上司にひと言声をかけて帰るなり、気づかいがあるでしょ!」
・「仕事の始業時間の少し前に、“寝坊して今起きたんですけどどうしたらいいですか?”とLINEが。休むつもりなのか?」
・「研修先に現れず休みを楽しんでいた新人は、研修を任意だと思っていたようです」
・「どんなに怒られても、“じゃあ、全部自分でやってみせてくださいよ”“自分でできるなら自分でやってほしい”と強気な態度で攻めてくる新人がいて、もはやうらやましい」
・「“さて、どこから教えようかなぁ”と先輩がつぶやいたら、“まずは全体の流れからですかね?”と言い放った、超上から目線の新人…。教わる立場のあんたが仕切っちゃダメでしょ!板挟みポジションの私は背すじが凍りましたよ」
・「全体的に抜けている困った新人。ミスをして落ち込んでいたので、親身になってフォローしようと“私もうっかりしてるところがあるから失敗したときの気持ちわかるよ。元気出してまた一緒に頑張ろう!”と励ましたら、“いやいや、私は新人ですけど先輩はうっかりしてたらまずくないですか?そこはしっかりしてくださいよ(笑)”と突っ込まれた。あのさぁ…」
・「新卒の子に、できていないことを指摘したところ、非を認めず“あなたの時とは違います!”と反論された」
・「新人は、上司に仕事を教わっていても、お昼12時になったら“ごはん行ってきていいですか?”と休憩を取る。最初は気になったけど、働き方改革って言葉もあるのでメリハリをつけるのもいいですよね」
個性と言えば個性ですが、会社の文化を伝えること、周りとの調和を教えることも先輩の大事な役目。ただし最近では「嫌われたくない」「表面的な付き合いでよい」と考えている人も多いようです。なかなか難しいです。先輩や上司のメンタルも鍛える必要がありますね。
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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾
【編集後記】
松茸は、土瓶蒸しが好きです。ある方からのアドバイスによると、〇谷園のお吸い物をご飯に入れると松茸ごはんが楽しめるようです。