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2022年度 新入社員意識調査 3

2022年9月30日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。いよいよ今週末は、リレーマラソンです。定例のゴルフを欠席してまで、参加するリレーマラソン。準備は整いました。楽しみながらも、良いタイムが出るようチャレンジします。

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一般社団法人日本能率協会が「2022年度 新入社員意識調査」の結果を公開しました。今回は、「意欲や能力を高めるための上司や人事への期待」と「働きたい職場」についてお伝えします。「意欲や能力を高めるための上司や人事への期待」のアンケート結果は、
1位:成長や力量に対する定期的なフィードバック 61.8%
2位:ワークライフバランスをとれる柔軟な働き方ができる環境づくり 51.0%
3位:キャリアや価値観・強み/弱みについての定期的な話し合い 46.8%
4位:20代が安心して働ける、見通しの良い制度・職場づくり 44.4%
5位:キャリアについて定期的なフォロー 36.5%
でした。前回もお伝えしましたが、定期的な面談や状況把握は新入社員にとって必要な教育の場と言えます。上司や人事の重要な位置づけと考えるべきでしょう。また、働きたい職場についての回答は、
A:「個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義の職場」
B:「競争よりも、ある年代まで平等に処遇される年功主義の職場」
66.8%がAの実力・成果主義の職場を好みました。
A:「チームワークを重視する職場」
B:「個人の裁量に任せられる職場」
については、78.9%がAのチームワークを重視する職場を好みました。
A:「仕事以外のことも相談できる職場」
B:「個人的なことにはあまり触れない職場」
については、78.0%がAの仕事以外のことも相談できる職場を好みました。
A:働いた仕事の「量」で評価される職場
B:働いた仕事の「質」で評価される職場
については、82.6%がBの働いた仕事の「質」で評価される職場を好みました。
これらの傾向を見ると、量より質で評価してもらい、チームワーク重視、そして仕事以外のことでも相談できる職場を望んでいるということになります。結果を見ると、確かにそうだろうなと思いますが実際にうちの職場は、「上記を網羅している職場だよ」と胸を張って言えるかどうかは難しいところですね。一定のキャリアで払拭できる部分もありますが、新入社員は何もが不安な状態でスタートすると考えると期待は大きく、現実とのギャップで悩むことが多いのもわかります。
新入社員の傾向を掴み、社内教育にどう活かすか自社内でも考えてみましょう。

最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

【編集後記】
リレーマラソンは、走っている時は一人ですが、タスキをつなぐという点ではチームで走る意識が強く、チームワークには良いスポーツだなと感じます。また結果をお知らせしますね。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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