就活生が企業選びで重視すること
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。東京は桜が開花したようですね。お花見ができるシーズンの到来。福井は3月30日が開花、4月5日が満開の予想です。今年はゆっくり桜を鑑賞しながら美味しい食事、お酒でも飲みたいですね。あっ、このコラムを書いている頃はセンバツ高校野球の福井県代表丹生高校の試合前です。初出場のプレッシャーはあるでしょうが結果はいかに。
株式会社学情は、2023年3月卒業(修了)予定(以下、23卒)の大学生・大学院生を対象とした「就職活動に関するインターネットアンケート」の中で行った「UIターンや地方での就職」に関する調査の結果を発表しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、働く場所や住む場所を再検討する人が増加傾向にありますが、23卒の学生は、「働く場所」をどのように捉えているのでしょうか。
「UIターンや地方での就職を希望するか」という質問には、なんと38.7%の人が「はい」と答え、4割近くの学生がUIターンや地方での就職を希望していることがわかりました。この結果は、コロナ禍初期の2020年6月に21卒生を対象に実施したアンケート結果と比較すると、16.9ポイントの増加となり、コロナ禍でUIターンや地方での就職を希望する学生が増加していることが伺えます。また、「UIターンや地方での就職を希望する」とした回答者に対し、「地方での就職について、新型コロナの流行により意識の変化はあったか」の質問を行ったところ、「より地方での就職を希望するようになった」と回答した学生が37%、「どちらかと言うと地方での就職を希望するようになった」が47.1%で、合計84.1%が新型コロナの影響により、地方での就職を希望するようになっていることがわかりました。これは地方の中小企業にはチャンスですね。
更に、「UIターンや地方での就職を希望する理由」について複数回答で尋ねたところ、
1位:地元に貢献する仕事をしたいと思ったから…40.2%
2位:家族と一緒に暮らしたいと思うから」…35.2%
3位:もともと卒業後は地元に帰ろうと思っていた…32.8%
という結果でした。今から新卒の採用活動をする中小企業はこの結果を胸に色々な対策を取りたいですね。もちろん、自社の魅力をアップすることも忘れてはいけません。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
センバツではブラスバンドの演奏もOKとなり、観戦が楽しくなりますね。選手も応援によって力が発揮できるはず!