トップメッセージの重要性
おはようございます。
引退試合の松坂大輔投手を見て本当に投げられる状態ではなかったんだなと確信した福井の社会保険労務士 北出慎吾です。
甲子園、プロ入り、大リーグでの活躍は凄かった。後半は故障に泣きましたが、本当にお疲れ様でした!
給与アップ研究所は、経営理念と人事評価制度の一貫性についての調査結果を発表しました。
調査内容は、直近1年で初めて転職を行った20代の会社員から回答を得たもので、経営理念と人事評価制度の一貫性の有無が、転職や働く上でのモチベーションにどう影響するのかなどをまとめたものです。
「転職前に勤めていた会社では、経営理念と人事評価制度が一貫していたか」という質問に対して
・「全く一貫していなかった」・・・13.9%
・「あまり一貫していなかった」・・・34.3%
・「少し一貫していた」・・・27.8%
・「非常に一貫していた」・・・12%
・「わからない」・・・12%
となり、転職者の約半数(48.2%)が、「経営理念と人事評価が一貫していなかった」と感じていました。
また、一貫性を感じなかった理由については、
・「会社の方針と報酬体系が連動していなかった」・・・44.2%
・「上司によって指示や方針が違った」・・・44.2%
・「理念が現場に浸透していなかった」・・・42.3%
という結果でした。(複数回答)
一方で、一貫性を感じた理由については、
・「経営理念を表す具体的な行動指針があった」・・・37.5%
・「前言撤回や指示のひっくり返しがなかった」・・・32.5%
・「上司と、その上司の指示や指摘が同一だった」・・・26.2%
となり(複数回答)、上司の行動などにも大きく影響しているケースが見えます。
更に、一番気になる部分である
「経営理念と人事評価制度の『一貫性の無さ』が転職理由に影響しているか」という質問に対しては、
・「非常に影響している」・・・30.7%
・「少し影響している」・・・55.8%
となり、合計86.5%が「転職理由に影響する」と感じていることが判明しました。
なお、同じ回答者に、「経営理念と人事評価制度の『一貫性の無さ』によって、どのような影響を受けたか」の質問に対しては
・「ストレスがたまった」・・・63.5%
・「会社に誇りを持てなくなった」・・・38.5%
・「エンゲージメントが下がった」・・・28.8%
と当たり前ですが、いい影響はないようです。
「経営理念と人事評価制度の一貫性は、モチベーション高く働く上で重要だと考えるか」という質問に対しては、
・「非常にそう思う」・・・45.3%
・「少しそう思う」・・・38%
と83.3%の方がモチベーションを保つ上で、経営理念と人事評価制度の一貫性が「重要」だと感じています。
更に「経営理念と人事評価制度が一貫している会社に対して魅力を感じるか」という質問に対しても
・「非常に魅力を感じる」・・・47.2%
・「少し魅力を感じる」・・・39.8%
となり、合計87%が「経営理念と人事評価制度に一貫性のある企業」に魅力を感じている結果となりました。
ここ最近、人事評価制度に関するご相談やお問い合わせも増えていますが、大事なのはミッション、ビジョン、バリュー、経営理念との整合性。
何のために導入、見直しをかけるのか、非常に大事な部分です。また形骸化している場合も同じです。そして、導入、見直しすることで変わる組織をイメージしてみてください。まず何をすべきなのかが見えてきます。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
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【編集後記】
松坂投手の引退試合で、夏の甲子園やプロ野球1年目の時の映像がよく流れます。23年前かあ、、、懐かしいww