「パフォーマンスにつながるエンゲージメント」
おはようございます。
東京オリンピックの金メダルラッシュに興奮している福井の社会保険労務士 北出慎吾です。
水泳に柔道、卓球、スケードボードなど凄いですね。まだまだ柔道はメダルが増えそうなので、期待大ですね。ソフトボール、サッカー、バスケ、バレーなど団体競技も期待したいです。
オリンピックで活躍する選手を見ているとスポーツに長けていることはもちろんですが、人間性も豊かな方が多く、非常に勉強になります。
オリンピックと人材育成の考え方はどのようにつながっているのか興味があったので調べてみました。
すると、文部科学省のHPにオリンピック・パラリンピックに関する教育のワードが出ていました。(文科省なので子供たち向けですが)そこには、オリンピック・パラリンピックを次代を担う子供たちの成長につなげるためにとして、基本的な考え方が示されています。
「オリンピック・パラリンピック教育は、スポーツを通して、知・徳・体の調和の取れた人間を育成することを目指し、オリンピック・パラリンピック競技大会の開催地において、子供たちが、スポーツにより心身の調和的発達を遂げ、進んで平和な社会の実現に貢献できるよう計画・実施するものを指します。」
その上で、育成すべき人間像が示されています。
【育成すべき人間像】
1.自己を肯定し、自らの目標をもって、自らのベストを目指す意欲と態度を備えた人間
2.スポーツに親しみ、知・徳・体の調和のとれた人間
3.日本人としての自覚と誇りをもち、自ら学び行動できる国際感覚を備えた人間
4.多様性を尊重し、共生社会の実現や国際社会の平和と発展に貢献できる人間
一つ一つ確認していくと、確かに重要なことだなと感心します。
具体的には、これらを実現するために文科省を通じて都道府県に通達され、各学校でオリンピック・パラリンピック教育のカリキュラムを組むということですね。
残念ながら新型コロナの感染拡大もあり、当初の予定通りには進まなくなりましたが、このような方向性を示すことにより進むべき道が見え、人材育成が進んでいきます。
では、これを企業に置き換えた場合はどうでしょうか。
教育方針や人事ポリシーを指し示すことで、進むべき方向性を示し、そのための教育を行う。
これは人材育成の基本ではないでしょうか。教育方針や人事ポリシーからまずは始めましょう。そこから人材育成の骨格が出来上がります。
オリンピックを見て感じた人材育成論でした。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
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【編集後記】
色々あったオリンピック。選手からは開催されるか不安なこともあった。それでも開催されたことに感謝を込めたメッセージが多く発せられていましたね。これも人間教育なんでしょうね。