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採用と定着は対にして考える

2020年1月16日 公開 / 2020年1月17日更新

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
今年の福井は雪がなくていいですね。
過ごしやすい日々を送っていますが、スキー場は大会の延期や会場の変更などが行われており、やはり、雪国には適度な雪が必要ということです(笑)

さて、本日もお読み頂きありがとうございます。



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前回に引き続き、「採用と定着」に関する内容です。
大手企業は黒字リストラなどの早期退職優遇制度、銀行は統合などによるリストラが行われていますが、中小企業にとって人手不足はまだまだ大きな課題。
採用への労力は今や重要課題と言われています。しかし、せっかくいい人材に出会えたとしてもミスマッチによってすぐに退職することになると採用労力や費用、教育時間などすべてが無駄となり、企業側・労働者側にとっていいことはありません。

「また同じ活動をすることになるのか・・・」
と考えると、どっと疲れが出ますね。
できれば定着してほしい。そのように考えるのは当然です。

ではミスマッチはなぜ起きるのか?

端的に言うと「理想と現実のギャップ」です。

当たり前過ぎてびっくりしましたか?
そうなのです。
理想と現実のギャップは、企業側の説明と実際に働いてみた労働者が感じるギャップが大きければ大きいほど早期退職となります。

考えれば当然ですよね。
イメージしていた内容と違えば、すぐに辞めたくなる。これ普通の考えです。
ではどう改善していくかというと、求人データや面接の段階で具体的な仕事イメージ、労働環境や福利厚生を伝えたり、社内を見学してもらったり、実際に働いている人と話をすることでギャップを埋めていきます。
その上で、社風に合った人材か、働いているイメージができるか、仕事を遂行できる人材かを見極めます。
入社後は、1週間、1ヶ月、3ヶ月と定期的にフォローを行うことで現段階の課題やギャップに気づくことができます。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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