この時期だからこそ力を入れたいこと
おはようございます。
福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
12月に入り、もう何時雪が降ってもおかしくないので先週末にタイヤ交換を済ませました!!
これで気分的に安心。もう天気予報とにらめっこする必要がありません。
何事も先に済ませる。
やはりこれです。ギリギリまで引っ張っても良いことありません(笑)
いつもお読みいただきありがとうございます。
人を育てる仕組みこそが人事評価制度である
今回はある会社さんで、人事評価制度の打ち合わせを終えて感じたことを記載していきます。
人事評価制度を導入している会社さんも多いかと思いますが、人事評価制度の目的は何でしょうか。
10年以上人事評価の構築、運営に携わってきましたが、この目的がズレてしまうと上手くいくものも上手くいきません。
人事評価制度の導入、運用に当たり特に気を付けていること、それはそれは、人事評価=給与の査定のみとならないことです。
人事評価制度は人を育てる仕組みです。
経営者、管理職、そして一般社員も含めて人の成長が会社の成長になるという認識を持つ必要があります。
これは1回聞いただけでは腹落ちしない場合もあります。
何回も何回も繰り返すことで徐々に人事評価制度が人を育てる仕組みへと進化していきます。
人は誰しも自分の頑張りを認めて欲しいと思っています。
しかし、その頑張りはあくまでも主観的であり客観的なものではありません。
客観的なものにしたものが人事評価制度であり人を育てる仕組みです。
人が育つには何が必要か。
・育てる環境(会社風土)
・育てようという管理職(上司)のチカラ、
そして
・自らが成長したいという思い
です。
その思いを形にしたものが成長シートであり、人事評価のシートなのです。
会社や自分の課題を洗い出し、その課題を解決することで成長につながり、生産性があがったり、効率が良くなったり、業績に結びつきます。
今までできなかったことができるようになることが成長の一環です。
それに業績が結びつくことで目に見える形となります。
試験勉強も今までわからなかったところや課題を抽出し、そこに集中特化することで課題解決が図れ、その結果として成績が上がります。成績という目に見える形で表されますね。
給与が上がる要素は何でしょう?
社員の成長と部門・会社の業績。この2つです。
この考え方が「人を育てる=人事評価制度」なのです。
経営者、管理職はこの説明を何度も何度も繰り返すことで会社の文化になっていきます。
人事評価制度=給与の査定ではありません。
【編集後記】
今週末は雪マークが出たりと不安な天気が続きます。
タイヤ交換さえ済ませば、気持ちに余裕もできるので後は仕事に集中するのみ(笑)
来週までに溜まっている仕事終わらせるぞ~!!