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コラム

SNS教育の重要性

2019年1月31日

テーマ:お役立ち情報

コラムカテゴリ:ビジネス

SNS教育も必要


SNS教育

大手牛丼チェーン店すき家のアルバイト店員の悪ふざけがSNS上で拡散され話題となっています。

5年ほど前に結構話題になったSNSの悪ふざけ。

・ステーキ店アルバイト店員が冷凍庫に 入って顔だけ出している写真を投稿。 ツイッターでも反省の色なしと大炎上。店は閉店に追い込まれる。

・蕎麦屋の厨房内に設置されている洗浄機の中に入った写真をSNSに投稿。口コミサイトにもレビューされ、店は閉店に追い込まれる。
 「従業員は洗浄機で洗われてきれいになっちゃった」と軽はずみな発言。

・コンビニアルバイト店員が冷凍ケース内の アイスクリームの上に寝そべる写真をSNSに投稿。
 FC店は閉店。従業員は全員入れ替わり、直営店となる。

・某有名ホテルに女性アイドルが来館したことを 派遣社員がSNSで投稿。ホテル側が謝罪。


新入社員研修でも、この事例を取り上げ「あなたは会社の顔なので、くれぐれもこのような軽はずみな行動はしないように」と注意しています。

今回は、アルバイト店員2名による
・氷を床に投げつける
・調理器具のお玉を股間に当てる
・クビ覚悟とテロップをつける
という内容でした。

すき家は公式サイトで、
「お客さまには大変不安・不快な思いをさせてしまいましたことを心より深くお詫び申しあげます」と謝罪。

「当該行為が行われた店舗および従業員はすでに特定しており、本件に関与した従業員は社内規定により処分いたします。二度とこのようなことが起きないよう、今後一層の従業員教育を徹底してまいります」
と処分の検討と再発防止策を発表しました。

ある弁護士先生の話によるとこれらの行為は、「威力業務妨害罪」や「損害賠償請求」を検討する可能性があるとの見解を示しています。

実際にSNS上では「すき家に行かない!」などのコメントが上がっていますし、過去の判例でも約2000万円の損害賠償の話もあります。

お店が閉店に追い込まれたケースも実際にあります。

悪ふざけでは済まない行為ですし、お店の従業員教育や厳罰規定などで対応し倫理観の再構築が必要です。

もちろん本人は解雇を含む重い懲戒処分に課せられます。

今後は全従業員に対する(アルバイト社員、派遣社員含む)定期的な教育が欠かせないですね。

当社ではこういった事例も含めSNS規程の作成のお手伝いもさせていただいております。ぜひお問い合わせください。

新入社員研修でこのような話もします。

人事評価制度セミナー2月18日開催です。

福利厚生のセミナーも開催します。


【編集後記】

カタールのFIFAランキングは93位。

順当に行くと日本(FIFAランキング50位)が勝ちそうですが

サッカーは何があるかわかりません!!

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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