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コラム

「大きなテーブルを小さくできませんか・・・。」

2020年11月28日

テーマ:リノベーション家具の製作事例

コラムカテゴリ:くらし

「子どもがいた時のテーブルが大きすぎるんです。」

建築設計事務所を営んでいる、新居浜市・K様より・・・
「子どもが2人いた時に使ってた大きいテーブルを半分くらいのサイズに加工して、事務所の打ち合わせ用に使いたいです。」
飛騨産業テーブル加工①
このダイニングテーブルは、飛騨産業製で約40年前のものでした。
サイズは、幅1800×奥行900×高さ700mmです。
飛騨産業テーブル加工②

「最初の作業は、ご希望のサイズにカットしました。」

カットするべきヶ所に墨付けおよび動力機械の横切り盤に天板をセットした上で、天板をカットしていきました。
飛騨産業テーブル加工③
続いて、木口(断面)と木口材にローラーで接着剤を塗り、圧着作業へと移ります。
飛騨産業テーブル加工④
圧着作業は、愛用のソマックス製T型クランプちゃんを使い、当て木を添えて天板の上面・下面を均等な力をかけて行います。
その後、はみ出した接着剤を、濡れたウエスで拭き取っていきました。
飛騨産業テーブル加工⑤

「作業完了後、お届けいたしました。」

木口材の目地払いおよび塗装作業ののち、天板が完成しました。
事務所用打ち合わせテーブルですので、機能性を優先して金属製1本脚に交換してお届けさせていただきました。1本脚ですと、椅子をどの方向からでも入れられますので・・・。
飛騨産業テーブル加工⑥
事務所の打ち合わせスペースの関係上、小さくしたテーブルは、壁面に付けて設置したいとのことで、木口材は薄くものを貼り付けました。
飛騨産業テーブル加工⑦

「リノベーション家具の製作に力を入れています。」

リノベーション家具とは、私が考えた造語です。
本日ご紹介のK様のように・・・
「永年使って愛着がある家具だけど、年齢や家族構成の変化で使いにくくなった。」
という方が増えています。
私が想うリノベーション家具とは、現在お使いの家具に大小さまざまな加工を加えて、サイズや用途、仕様変更など手を加えて、
① 今、必要な家具に作り変える
② 少しでも便利に楽になるように作り変える
③ 再資源化して材料に戻し、新たな家具に作り変える
などなど・・・
SDGsの時代に、ピッタリの仕事だと想い、「リノベーション家具」の名称を、ただいま特許庁に商標登録出願中です。

「今、使かってる家具で困ってる・・・。」
という方がおられましたら、お気軽にお問い合わせください。
https://tokikaguten.com/
当店のホームページ、会社概要にお問い合わせフォームからのお問い合わせをご利用ください。

K様、ご依頼いただきありがとうございました。最後までお読みいただきありがとうございました。土岐泰弘

この記事を書いたプロ

土岐泰弘

家具の修理とリノベーションのプロ

土岐泰弘(有限会社土岐家具店(屋号:TOKI家具館メンテナンス))

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