増税前に購入を。時計の革(皮)ベルト★春を前にバンドを大量に仕入れてきました
勇進堂はゴールデンウイーク期間中お休みを頂く日がございます。
ご迷惑おかけしますが宜しくお願いいたします。
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おはようございます。
本日は防水に関するお話をさせて頂きます。
時計には防水時計と非防水時計両方があります。
たとえ、購入当時は防水の時計だったとしても使用し経年劣化を起こして
いくと防水は失われていきます。
お客様でよく「この時計は防水時計だからお風呂にも付けて入るんだ」
といったお話をお聞きする事もあります。
ですが、お聞きすると購入からもう10年以上たっているという話。
さすがに中のパッキンも劣化しますし、ケースも使用によって削れてしまったり
曲がったりもまります。
逆に水が入ってしまったらもう修理ができない時計かもしれません。
年数が経過してきた時計はなるべく汗や水に気を付けて使用して頂く事を
勇進堂としてはオススメさせて頂いております。
修理でお預かりした時計は防水時計の場合は勇進堂でも防水検査を行います。
※勇進堂で使用している防水検査機です
検査機の中に時計を入れて閉め、検査する腕時計の性能に合わせて気圧を設定し
スタートボタンを押して調べます。
水の代わりに空気圧を利用し検査します。
ガラスの歪みを計測して、気密漏れがあるかどうかを調べます。
検査に通れば緑に光り、NGが出れば赤に光ります。
検査に通った場合は検査がこれで終わりなのですがNGがでた場合は
原因を見つけなければいけません。
裏蓋パッキンやリューズパッキンの交換等でいける事も多いのですが
この2つの交換だけでは防水を回復できない場合もあります。
その場合、どこから防水不良を起こしているのかを調べる1つに防水検査機に
かけてNGが出ですぐに時計を取り出し、水につける方法もあります。
※中の機械は抜いて作業していきます。
防水検査機でNGがでた場合、ケースの中に入った空気が入っています。
この空気が出ていく場所がわかればどこから防水不良を起こしているのかがわかってきます。
今回の場合は2時ぼプッシュボタンの所から空気が漏れているのがわかります。
こうやってどこから防水不良を起こしているのかしらべたりもしています。
そして、改善して防水回復に努めています。
修理の方法等、また記事を書いていきたいと思います。
定休日:営業時間
毎週火曜日/日曜日は昼から営業
(AM10:00~PM7:00)
※現在、勇進堂では四国内以外の郵送で送られてくる修理の対応を控えさせていただいております。ご来店後、修理をお預かりし、修理後に県外への発送はご都合により受けさせて頂いております。県外からのお問合せをいただくお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
また、各都道府県にて修理の技術者がいる時計店を紹介しているサイトがございます。もし、修理でお困りの際はご活用して頂けると幸いです。
検索サイトです。
⇒JOWジャパン(全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合)
検索の仕方が書かれています。
⇒マイベストプロ愛媛