プラスチック風防の傷は取ることができる可能性があります。風防磨き（オメガ：スピードマスター）

おはようございます。

ここ数日はだいぶ冷え込みましたね。朝の掃除中も風が吹くたびにブルブル震える寒さでした。お客様も来られる方々「今日は寒いね」と言われて同感しかありません。
寒いのは苦手ですが、本日も勇進堂は元気に営業させて頂きます。

さてさて本日の記事は風防磨きです。

時計のガラスの傷は基本磨くことができないません。
しかし、プラスチック風防の場合は状態によっては磨くことが可能です。傷の深さや、劣化度によっては出来ない物もありますが今回は磨くことのできる状態の物を書かせていただきます。

風防磨き

こちらの時計はお客様より、風防の傷が取れないかと依頼を受けたオメガ：スピードマスターです。ガラスではなくプラスチック風防でしたので依頼を受けさせて頂きました。

まず、傷の多い場所や比較的深い場所を粗目の紙やすり（800番）で削っていきます。
そして次に紙やすり（1000番⇒1200番）の順に表面を滑らかにしていきます。




最後にウエス（布）に研磨剤を付け表面をきれいにしていきます。




どうでしょうか？
傷もほとんど消えて目立たなくなったと思います。
今回のはまだ、風防に厚みもあり、劣化も少なかった為にできましたが、状態によっては磨くことができない物もあります。

料金やお預かり期間

今回のご依頼は
料金　　　　　　　　￥2,160
預かり期間　　　　 ３０分～１時間程度

にて作業をさせていただきました。
作業を受けることができるかできないかは実際に見ての判断しかできません。もし、傷で気になる事がございましたら、一度ご相談ください。ガラスやベルトの研磨につきましては勇進堂では対応しておりません。ご了承ください。

定休日：営業時間
毎週火曜日・日曜日は昼から営業
（AM１０：００～PM７：００）

※現在、勇進堂では郵送での修理の対応を控えさせていただいております。まことに申し訳ありませんが、ご来店のみの修理とさせていただいております。ご来店後、修理をお預かりし、修理後に県外への発送はご都合により受けさせて頂いております。県外からのお問合せをいただくお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
また、各都道府県にて修理の技術者がいる時計店を紹介しているサイトがございます。もし、修理でお困りの際はご活用して頂けると幸いです。

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