ROLEXデイトジャスト:電池交換
時計の見積もりをメールで問い合わせいただくことがあります。大変うれしいことなのですが。どうしてもメールでの見積もりは最悪なケースを基に返事をしてしいます。時計をみないでの判断ですので仕方ありません。直接時計を見させていただいての判断が一番いいのですがメールで判断していただくのもいいきっかけになってくれるといいのですが。
それでも初めてメールをいただくときにはうれしく思います。仕事前のメールチェックが楽しみに調べています。今日はどんな方がメールいただいているか調べてから仕事にはいりました。
時計には細かく分けると200前後の部品からくみあがっています。分解掃除のときにすべては分解しません。位置が細かく決まっているものや高さが調整されているものもあります。この状態ではアンクルという部品を取り外すために受けを外しました
アンクルを取り外し香箱受け(一番受け)を、外します。真ん中上の金色している部品は規制レバーと言ってリューズ操作の時にはり合わせの状態にすると秒針が停止するハック機能の部品です。ゼンマイが入っている香箱が左側に見ることができす。
二番受けを外しています。
時計の分解時に部品に摩耗がないかなど調べていくのですがこの段階で見つかることもありますしこのあと組み上げていく段階で不具合を見つけることもあります。この状態では部品が汚れていて細部まで見ることができず洗浄後に発見することもあります。
残っている歯車が2番車と言います。この歯車はとてもトルクの大きな車なので注油に重ための油を使います。この時計の場合は油かすが出ていましたので二番車の点検は欠かせませんでした。
分解した部品はこのように洗浄カゴという部品を洗うカゴに入れて洗浄機に入れます。汚れがひどい場合は最初に手洗いをして洗浄機に入れるようにしています。この形の洗浄カゴはとても便利で大きな時計も入りますが懐中時計を洗うときはもう少し区切りの大きなかごも用意しています。
分解掃除は時計屋によってさまざまな方法があり手洗いで修理される方も多いと思います。何が正しいかは職人さんの判断が一番大事になっているのだと僕は思います。ただ、勇進堂は昔は手洗いでしたが今使っている全自動洗浄機を使うようになって洗うことの出来なかった部分も洗うことができるようになり修理の精度もあがったと僕は思っています。今までは洗浄前の状態を紹介してきましたが総集編として次のコラムで洗浄後の機械の状態を紹介したいと思います
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オメガ スポードマスタークロノグラフの分解掃除の展開解説はこちら
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なぜ分解掃除が必要なのか?最初に読んでいただけると時計のメンテナンスの事がわかります
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見積もりは無料ですよ。
分解掃除や修理だけではなく時計のベルトの調整やメーカへの修理依頼もご相談ください。
大切にしている仕事は電池交換です。電池交換ぐらいどこで交換してもいいやって思うのは危険です!電池交換という作業は色々な経験をしてきた僕でも今でも緊張をもって交換しています。電池交換には勇進堂は命かけています。電池交換にはぜひご相談ください。
昔の時計も出来る限り修理対応させていただきます。
防水試験器もありますので防水試験をすることが出来ます。
一言、防水試験してくだいと言ってください
愛媛県松山市の時計修理専門店より今日もコラムの発信を
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