BASEL WORLD(バーゼルワールド)&SIHH(ジュネーブサロン) 時計の世界一の展示会
今日も時計用語の解説です。
つまらないかもしれませんがもう少し付き合ってください。
時計の修理を持って行った時など時計屋さんに説明が上手にできるように解説してみたいと思います。
●インデックス・・・ダイアル(文字盤)上の時や分を表す目盛り、または数字の事。
時間の位置に棒状のメモリがあるのをバーインデックスといい。
アラビア数字があるものをアラビックインデックスという。
最近ではお歳を召されると目が細くなりお客様によってはバーインデックスの
時計より、アラビア数字のインデックスのほうが見やすいとお聞きします。
パッと見時間がわかりやすいのでしょう。デザインの問題からブランドによっ
て、モデルによって各メーカー使い分けているようです。
●デイト・・・これは、読んで字のごとく日付のこと。
小窓で表示するタイプのほか、外周にある日付を針で指し示すポインターデイトや
3本の針を用いて月、日、曜日を併せて表示するトリプルカレンダーなどもあります
カレンダーのデイトの表示で仕組みとして面白いのがロレックスさんです。夜中の12時前後になると目にも止まらぬ速さで一瞬で切り替わります。時々お客さまで3分前にカレンダーが変わるから偽物じゃないの?って聞かれる方がいますが日付変更は2,3分の誤差は必ずあります。とくに、自然と動かして変更する場合と針を動かしてリューズから変更す場合は歯車のかみ合いにより違います。12時にぴったり切り替わらないからって心配しないでください。ですが、日付変更が3時ころに変わるのは不具合現象の一つです。もしかしたらオーバーホールの時期が来ているのかもしれません。余談でした。。。
●スモールセコンド・・・秒だけを独立してダイアル内に小窓(インダイアル)にしたものです。
マニアの間では「スモセコ」なんて、略して読んだりしています。