BASEL WORLD(バーゼルワールド)&SIHH(ジュネーブサロン) 時計の世界一の展示会
この間の続きです。
●ラグ・・・・ベルト、ブレスレットを取り付けるためのケース上下の腕の部分。
バネ棒という部品でベルトを止めていたりすることも
昔の時計の修理でラグが折れて修理を持ち込まれるお客様が時々おいでます。
基本はケース交換を進めるのですがケースがない場合はこの修理はとても困難になり
ます。何度かは溶接をしたり色々と考えて修理をしたこともあります。
18金のケースの場合は宝飾加工専門店に依頼して修理することもありました。
●リューズ・・・・ リューズとは、ゼンマイを巻き上げたり、時刻を合わせたりするために
巻き真の頭に取り付けられるパーツのこと。時計の内部と外部をつなぐ
パーツのために、昔から防水性能のキーポイントとされてきた。
リューズ交換の金額ですが形状メーカーにより金額が様々あります。
セイコー、シチズンのリューズの交換は3000円~4000円ほど
で、出来ます。特殊リューズは5000円くらいの修理料金がかかるのもあり
ます。ファッション時計の場合は2000円程の場合も。。。
ローレックスは工賃や手数料こみで3万円近い修理代になります。
良い時計なので金額が高いのですが。。。リューズの販売を規制しているので
時計屋さんで手に入る部品が高騰しているのが現状です
●ダイアル・・・・腕時計の文字盤。”腕時計の顔”時計の修理の際に一番気を使うところです。こ
はできるだけピンセットでは触らないように持ちます。持つ時もフッ素加工のし
てあるピンセットで持つように気を使うところです。
マニアの間では「ダイアル」と呼ばれてます。ただ一般的な呼称としては普通
「文字盤 」でしょう。「文字(板)」とも書きます。呼び名はどちらも「もじ
ばん」です。後者は「もじいた」と言う言い方もあります。結局どちらでも良い
ようです。
僕個人としてはダイアルといういい方はしたことがありません、古い時計屋さんと話するときはエトって呼び方するし、文字板という呼び方するほうが多いです。
個人ことなのですが僕の知っている職人さんで時計も文字盤と針をきれいに外したら修理の8割方ができたようなもんだ。なんて言ってた人もいるくらい。それだけ気を使うんですよ。