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江戸時代の時法①

2011年3月3日 公開 / 2014年6月3日更新

テーマ:江戸時代の時法

コラムカテゴリ:くらし


今日は昔の時刻制度を少し勉強してみましょう。

今現在は時を簡単に知ることが出来ますね。

腕時計があるし、携帯電話で簡単に知ることができます。

ですが昔はそうは行きませんでした。

ではどのようにして時刻を知っていたのでしょう?



江戸時代の時刻制度では、日の出と日没を基準とする

不定時法が使われていました。

日の出およそ30分前を明け六つ、日没およそ30分後を

暮れ六つとし、その間を昼夜それぞれ六等分して一刻(い

っとき)としていました。


時刻の呼び方には、十二支が使われています。

時の数え方には、ほかには一刻を四等分する数え方もあり

ます。「草木も眠る牛三つ時」とか聞いたことはありませ

んか??  この時刻は今で言うと午前2時前後の事を指

します。


他には明け六つで商店が開店し暮れ六つで商店が閉店する

など今も昔も時は大変生活に身近に使われてきました。

一日では時間が無いので続きはまた後日。。。


すいません。



今日も仕事に精出しています。

勇進堂でした。

この記事を書いたプロ

川口誠

時計修理のプロ

川口誠(時計工房 勇進堂)

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