毛皮の倫理
いやはや、私、意気消沈しています…。
前回のコラムで書いた通り、金価格は上がりました。
しかし、円高どころか円安に振れるという全く逆の展開…。
気を取り直して、大統領選挙結果判明後の金価格と為替を見てみましょう。
まずは、金価格から。
2016.11.9 金買取価格
純金 インゴット
¥4,460-
2016.11.10 金買取価格
純金 インゴット
¥4,500-
ということで、前日比+40円となり、金価格は上がりました。
本当は、+60円から+80円ぐらい大きく上がってもおかしくないと思っていましたが、結果としてはそこまで上がりませんでしたね。
次は、為替。
2016年11月9日
始値105.12
高値105.89
安値101.15
終値105.65
2016年11月10日
始値105.65
高値106.94
安値104.95
終値106.81
ということで、予想とは全く逆の円安に振れました。
これは、これまでの「リスク回避の動き=円高」という流れが全く変わったということだと思います。
考えてみるとオバマ政権は8年続いたことになります。
この8年の間で出来上がった路線が、トランプ候補が大統領になることで大きく変わります。
そもそも「有事のドル買い」という格言があるように、リスク回避の動き=ドル高だった訳です。
それがいつからかリスク回避の動き=円高という動きに成り変わってきたのですが、この考えを改めるべきだと痛感しています。
また、日米マスコミの論調はさておき、マーケットはトランプ候補の当選を好意的にとらえていると思います。
ニューヨーク株式市場では、軒並み株価が上がっており、日経平均も急反発してきています。
政治的な意見については、異論・反論さまざまあるのでしょうけれども、株価を見ていますとマーケットは今ところ予想に反して順調に推移してきている訳です。
2017年は大きな変革の年となりそうです。
何がどうなるのか分かりませんので心の準備が必要ですが、まずは、この8年で染み付いた経験則を忘れることから始めましょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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