毛皮の倫理
さて、今日のコラムですが、「ピンクダイヤ、83億円!」についてお話したいと思います。
先日、「世界最大級ダイヤ」というコラム(http://mbp-japan.com/ehime/ikeda78/column/3990/)で、55億円のダイヤモンドをご紹介しましたが、これを上回る価格ですね。
サザビーズのオークションのピンクダイヤ
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/11/14/13pink_dia/(写真はこちら)
まぁ、これ、おかしのキャンディみたいで、なんとも現実感の無いダイヤですね。笑
さて、このピンクダイヤモンドですが、同じ大きさ&カットであれば、無色透明のダイヤモンドよりも高値で取引される傾向があります。
というのは、以前のコラムでも書きましたが、「何故ピンクになるのか未だ解明されていない」という謎のダイヤモンドでして、採掘される量も極めて少ないダイヤモンドなのです。
無色のダイヤモンドのカラー評価は、D(無色)-Z(薄い黄色など)という基準があります。このZカラーを超えた色で、ピンク色の色合いを持つものを「ファンシーピンク」と呼びます。
ファンシーピンクの中でも、色合いによって6段階に分けられており、一般的に 「ファンシーヴィヴィッド」「ファンシーインテンス」「ファンシーディープ」「ファンシーダーク」 「ファンシー」「ファンシーライト」となっています。
当然、より鮮やかで、より濃い色を持つカラーのものであればあるほど、高い値で取引されます。さらに、このカラーの要素に、「クラリティー(透明度)」と「カラット(重量)」の要素が組み合わさって、ダイヤモンドの価値が決まります。
良いピンクダイヤモンドの見極めですが、それは、「色」「大きさ」に注目してください。
例えば、ダイヤモンドには、「カット」というのも、良い悪いを見極める要素なのですが、このカット、あまりこだわりすぎるのも考えものなのです。というのは、カットのグレードが上がれば上がる程、凝ったカットをしていますので、ダイヤモンドは小さく(重量減)なってしまいます。
また、「インクルージョン(内包物)」というのもダイヤモンドの良い悪いを見極める要素なのですが、無色透明ではなくピンクダイヤモンドの場合、それほどインクルージョン(内包物)にはこだわりません。インクルージョン(内包物)よりも色の濃さを重視するからです。
ですので、ピンクダイヤモンドは、「色」と「大きさ」。
ここに注目してください。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
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