今からで間に合うの?という疑問
こんにちは。Professional-Teacherです。
先日、高校の英語の授業をすべて英語で行うという方針が決まりました。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130327/edc13032711100011-n1.htm
より英語を話せるようにという文科省の方針です。
少し見てみたところ、英語で小説を読む時間を増やしたり、ロールプレイング
で劇をやったりと英語を身近にする事を多くやる高校も紹介されていました。
英語を使う機会を多く増やすことは、会話をする際に日本人にありがちな「抵
抗」をなくすことにつながるので、Pro-Tとしては、良いのではないかと思いました。
ただ・・、大学受験には、マイナスです。
ニュースでも、大学受験に対してわかっている方々は不安の声を多くあげてい
ましたが、大学受験で試されているのは、以前にお話ししたように、「論理力」であり「
英語」ではありません。
ここで、「?」となった人は要注意!
「受験英語を勉強しても話せるようにはならない」とよく言われていますよね。
これは、受験英語で試されているのが、決して「英語が話せる」ための勉強で
はなく、きちんと物事を考える「論理力」を英語という言語を通して試しているためです。
もちろん、勉強方法も、英語が話せるため頑張る勉強内容とは違う。
きちんと「単語」「熟語」「構文」「文法」「SVOC」「長文把握」と6つの土
台をしっかりと積み重ね、その上で各大学の傾向に合わせた対策を取らなければ合格はできません。
この受験での出題方針は、もう何十年も変わっていないんです。
しっかりと正しい勉強方法で積み重ねていかなければ成績は伸びず、合格はできない。
今、高校生の人は、きちんと「授業で学べる事」と「授業では学べない事」を区別し、
受験勉強をしっかりと自分でとりくまなければならないという意識を持つよう
にしてください。
あ、高校の進学先を見てみるとよいですよ。
これまで先輩たちが進んだ大学が、授業の先にある進学大学です。
どの大学に進むかという割合も同じ。
もし自分が進みたい大学がそこにない!もしくは進学率がそこまでない!ので
あれば、自分で、大学の傾向に合わせ勉強しないと無理だという事になります。
しっかりと正しい方法をもとに、日々、頑張っていきましょう!
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◆今回のテーマ=「大学受験合格のために必要な勉強とは?」
◆今回のポイント!
●編集後記
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大学受験の勉強というのは、「大学が出す問題が解ければ合格」
単純にそれだけです。
別に、高校受験のときのように、「内申書」なんかも要りませんし、特に高校
は関係ありません。
もう少し詳しく言うと、
「大学ごとに学部ごとに出す問題が異なるのでそれにしっかりとあわせて勉強
する。」
それが必要になります。
みなさんは、できていますか?
まさか、高校で習う勉強を一生懸命している・・というのではないですよね?
それでは合格はできない。
学校の先生は、大丈夫だと・・言うんですが・・・。真実は違います。
ためしに、大学の問題が本当に解けるようになるのか、学校の先生のやり方で
やってみて欲しいのですが・・。無理だと思います。
高校の目的は、あくまで大学合格ではなく、文部省からの通達を厳守し、教養
を高めることにありますからね。
もし良ければ、自分の高校の進学先を見てみてください。
もちろん、去年のものです。
どういう結果になっているでしょうか?
そして、上位の大学に行きそうな友達を見てみてください。
本当に、学校のものだけでしょうか・・・?
内容的にいえば、古文など、体系的にやらないがために苦手になる科目の筆頭
です。
出てきた順に古文法を覚えていたのでは、無理もありません。
きちんと体系的にしっかりとやれば、2週間程度で終わる勉強でも、出てきた
順に覚えていたりするので、どうしても身につき方が悪くなってしまうんです。
合格には、合格する勉強方法を知ることが、一歩なんです。
今日は、この時期から、しっかりと意識していかなければならないポイント。
「自分が目指すのが、どの大学なのか?」
「どの傾向があるのか?」
という点を大雑把にとらえてお伝えしたいと思います。
高校1・2年生の人も、しっかりと今から必要な対策を、志望大学にあわせて
やって行くことが求められています。
志望大学が、まだ決まっていないよーという人も、必見。系列というものがあ
り、自分の向く系列はしっかりととらえた勉強をするためです。
もちろん、コース生には、志望大学の分析はしっかりと行っています。
相手がわかるから、何をすればいいのか?がわかりますからね。
国立・私立の中でも、傾向によって、勉強の内容・やり方は変わります。
しっかりと調べてみましょう。
まずは、大まかにですが、最低限知っておいて欲しい傾向があるので、
お伝えしたいと思います。
あくまで、赤本などでは、わからない傾向です。
まず、国立の二つの傾向の違いについて。
東大と京大。
難しい双璧でしょうけれど、これも、傾向があるので、踏まえないと苦労する
ことになります。
東大と言う大学は、もともと、官僚養成学校という意味で作られました。
これが実は重要で、東大の試験の解答用紙を見てみるとわかるのですが、
東大は、ずっと解答欄が狭く小さい解答用紙になっています。
現代文なんかを例にとるとよくわかるのですが、その解答欄に求められている
解答は、あくまで結論だけ。できるだけ短く一言でいうこと。
逆にいえば、過程はいらないのです。
目的は、官僚養成ですから、結果が出ればOK.
逆に研究者のように、過程はいらないのです。
だから、解答欄をはじめ、答える内容は、短い一言になっているんですね。
対照的に、京大は、逆です。
解答欄は、めちゃくちゃ大きいです。
数学に至っては、その計算過程を見ます。計算用紙なるものも、提出しなくて
はなりません。
京大のノーベル賞の数が多いのは、その辺でしょうか。
過程が生み出すものが大きいですからね。
その他の国立も、もともと目的をもって作られていますので、調べてみると
よいですよ。
これは、当然、その後の就職先にも、影響してきます。
企業もそういう目で見ていますからね。
早稲田に比べると、東大は、企業にはあまり人気がありません。
もっとも、官僚とのパイプ(友人)があるので、そこらへんが欲しくて、
一部とるのですが。。
一般地方国立は、国立で、その国立が立てられた理由というのが必ず存在して
いて、それによって、学部の強さや人数・就職先への強さなんかも関係しています。
例えば、東北大学は、理系・研究の大学として作られたため、人数も理工系は
莫大に多く、逆に文系人数は、とても少ない。また、就職先も、理系は全国有名企業
に引く手あまたなのに対して、文系は、地元志向など、顕著に現れていきます。
では、次に、私立大学について。
私大も、実は、傾向が大きくあって、簡単に早慶と言いますが、実は、両方
同時に受かるのは難しいことがわかります。
早稲田大学系列とPro-Tは、呼んでいますが、早稲田大学をはじめとする明治
・法政・立教なんかは、特に英語と科目得点率について特徴があります。
知らないとまずいですよ?
勉強内容が違いますからね。
英語は、SVOCから構文をとらえるやり方をマスターして、読解をしなくては
合格は難しいといえます。特に単語をつなげてでは、まず無理です。
科目得点率についても、早稲田系列は3科目平均的に取らなくては受かりません。
逆に慶応系列は、上智・青山などもそうですが、
英語がポイントです。
英語は、超長文がでるので、単語を多く知り、また、文章の流れ、つながり、
などを知らなくては、正解することは、難しいでしょう。
科目得点率についても、英語さえ高得点であれば、他の科目が多少低くても
合格してしまいます。
このように、一般に、国立・私立といっても、そして、私立の中・国立の中で
も、傾向がとても違い、それによって、勉強の内容はとても大きく変わってきます。
もちろん、今上げた大学についても、学部により、その中でも違いがあるので
きちんと志望学部の傾向は調べて見て下さいね。
自分の志望しようとする大学、または、行こうとする大学の学部、単なる行き
たいというだけでは、難しいということがあるということをお伝えしました。
大学に入った後、こんなはずじゃなかった。という風にならないためにも、し
っかりと入学後のことを知ることも重要です。
Pro-Tコースでは、その点をしっかりとPlanを組む時点から、とらえていきま
すが、自分でやっている方の場合は、その辺も重視してみてください。
一気に書いてきましたが、つまり、大学受験とは、そういう志望大学の傾向を
とらえることは必須だということなんです。
頑張っていきましょう!
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●編集後記
3月も今日で終わりです。
来春へ向けて、Pro-Tへの入会者も多くなってきました。
やはり、今の時点からすでに差はつき始めています。
1)最初の一歩で、大学受験に大切な知識。
2)次の一歩で、合格までにやるべきことの特定。
どちらもできてない人は、すでに2歩、差がついている。
勉強内容というよりも、その前の時点ですでに差はつく。
今、自分が勉強しているやり方は、正しいやり方ですか?
そして、合格するための方法(=Plan)は持っていますか?
必要なこと。
しっかりとおさえていきましょう。
高卒生の方。
自分がどうしてダメだったのか?しっかりと押さえていますか?
自分が何が出来なかったのか?をしっかりと押さえてなければ、当然ながら
同じ結果が訪れます。
Pro-Tに入会して最初にPro-Tが見極めるのは、何がいけなかったからダメだっ
たのか?と言う点。
勉強内容の場合もありますし、勉強方法の場合もある。
もちろん、それ以外の場合も・・。
大学受験は、何年も挑戦する人がいるように「正しい道」を通らなければ絶対
に合格は出来ません。
自分の未来のために、しっかりと進んでいきましょう!
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「合格への道」は、Professional-Teacherが作る。
君は、合格を目指し、諦めずに走る事。それが唯一の約束。
最後の最後まで一緒に頑張っていこう!!
Professional-Teacher
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