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中村諭

家族の笑顔を支援する住宅ローンのセカンドオピニオン

中村諭(なかむらさとし) / ファイナンシャルプランナー

住宅ローンソムリエ(R)

コラム

住宅ローン契約書によく出てくる言葉の意味、知っていますか?

2019年11月7日

テーマ:住宅ローン

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え住宅ローン 固定金利住宅ローン 審査

【質問】
住宅ローンの資料をみると、「以上」や「未満」とか「後」や「以後」といった言葉がよくでてきます。
何となくは解るのですが、融資契約書のこともあるので、正確に教えてもらえますか。

【回答】
普段は何気なく使っている言葉でも、正確な意味を確かめようとすると、よく分からないこともありますね。
特に住宅ローンの場合は、今回のような言葉をあいまいにしておくと、大きな損失の元になるかもしれません。
そこで以下に主な言葉をまとめてみました。

① 『以下』と『未満』
数字が関係する言葉です。
『以下』はその数字を含み、基準となる数字を含んだそれよりも少ない意味になりますが、『未満』にはその数字を含みません。
100円未満と言うときは、100円は含まないで100円よりも小さい金額を意味します。
(ということは、100円未満と99円以下は同じことですね。)

② 『以上』と『超』
①と対になる言葉です。
『以上』はその数字を含み、『超』にはその数字を含みません。
100円以上と言うときは、100円を含んで100円よりも大きい金額を意味します。

③ 『以降、以後』と『後』
これは時に関する言葉で、基準となる時点を含むか否かが関係します。
『以降、以後』はその基準となる時点を含みます。『後』の場合には基準となる時点が入りません。
10月1日以降とあれば、10月1日は含みます。

④ 『以前』と『前』
③と対になる言葉です。『以前』はその時点を含み、『前』にはその時点を含みません。
10月1日前とあれば、10月1日は含みません。

⑤ 『年』と『年度』
『年』とは1月1日から12月31日までをいい、『年度』は4月1日から3月31日までをいいます。
住宅ローンの申込書の付属書類となる収入証明書などは『年』で作成されています。

以上は一例ですが、住宅ローンの場合、これらは融資額や適用される金利の区分、申し込み資格の年齢などに関係しますので注意しましょう。

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