奪い合うのが家族@ドラマ【遺産争族】第6話

石田大祐

石田大祐

テーマ:相続対策術

皆さんこんにちは。
【不動産所有者のための相続対策】を啓蒙しているマリブ不動産コンシェルジュの石田です。
いよいよ後半戦突入のドラマ【遺産争族】ですが、第6話は河村家一族がそれぞれに変貌していく姿に注目です!

前回をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ
http://mbp-japan.com/chiba/marive/column/3573

今回もオープニングから伊東四朗演じる河村会長によって、新たな火種を巻きながらスタート。
会長:「遺言書は家族にナイショで作るものだと思っていたが、どうやら遺言書の内容が、揉める原因になっていたのかもしれない。ならば、隠さずに家族全員の前で話し合おう。腹を割って話せばわかる!」

さすが叩き上げの河村会長。
ベッドの横でその言葉を聞いている孫娘ムコのイクオ君の表情は『絶対無理だし、さらに家族が争うことになる~』と心配そうな顔でした。

実際、父親が生きている内に家族揃って遺産の分け方について話し合ったところで、多くの場合、上手くいきません。
今回のナレーションも【相続の現実】について的を得ています。

話せば余計にこじれるのが世の常。
しかもコトは【遺産】、つまり【おカネ】です。
隣に座っている家族より少なければ腹が立ち、
タダでもらえるモノに群がるのが人間である。

 相続の現実はまさにこの通りで、『貰えるのが当たり前、貰えないのはオカシイ!』と感情むき出しに家族同士が言い合うのが相続の現場です。

もともとは自分のお金ではないのに、【自分のモノ】的な感覚に心を奪われ、家族同志で憎しみ合い、奪い合う。

 さてドラマの内容に戻りますが、音信不通になっていたイクオ君のお父さんが登場。
今は静岡で1人、小さな学習塾を運営していて、事業拡大のための資金調達に東京へ来たそうです。

イクオ君は「お金目的で会いに来たんだ」と疑いの気持ちを持ってお父さんと接見しますが、お父さんの【家族を頼らない】気持ちを知ったことで、「お金を一番恐れていたのは自分だった」と気づきました。

そして、イクオ君は会長の遺言に従い「全ての遺産を管理する」と考え直しました。
しかしコレがまた河村家一族に衝撃を与え、長女とその婿殿(葬儀社の社長)は感情むき出しで罵(ののし)り合い、この夫婦の間に【離婚】という言葉が飛び交う始末。。。

そしてイクオ君が会長の病室に向かうや否や、開口一番こう言い放ちました。
「遺産を僕に下さい。全てを僕にくれると、遺言書を今すぐ書き直して下さい!」
ここで第6話は終了です。

ドラマ内での弁護士さんのコメントもうなずけます。
「この仕事をしていると、【助け合う家族】なんて居ない。【奪い合うのが家族】だと心底痛感します。争わない家族なんて居ないのですから」
この展開、衝撃的過ぎます。。。

話の続きが気になりますね(*‘∀‘)
ではまた次回お逢いしましょう。
今回も最後までありがとうございました。

~ お知らせ ~
【家督相続】が終わった今、相続税は掛からなくても【不動産を1つ持っているだけで争族に】という時代です。
この世から去った後、大切なご家族を守るのも壊すのもすべて【家族への愛】です。
もちろん、想っているだけでなく、【相続対策】というカタチで、ご家族への愛情を遺すことができます。

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