英検1級道場-<上級者対象-グループレッスン>第3回を実施しました(2025/05/31)

4月1日に、「リスニングを鍛えなおし、英語力を飛躍的に向上させる」新講座を開始する記事を出しました。
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5188805/☚これです
この講座を担当していただく長岡先生から下記のメッセージが届いたので案内します
先生は、私の英語学習の恩師です
私が、英検1級道場の看板でレッスンできるのも、英検1級に54回も合格しているのも、この先生に英語を習ったからです
その私が、25年ぶりに、一生徒としてこの講座に有料で参加し、リスニングを鍛えなおします
皆さんも一緒に勉強してみませんか
もし興味があれば、問い合わせフォームを使って連絡ください
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このたび英検1級道場の特別講座として開設するレッスンを担当させていただく長岡と申します。
以下、私自身のこと、講座開設の趣旨、そして授業の進め方に関して書かせていただきます。
■私自身のこと
私は英語のエリートではありません。本腰を入れて英語の勉強を始めたのは40歳に手が届こうかという時でした。まともに英語の勉強をしたのは高校3年まででした。その程度の英語力で出発したので当然多くの壁に突き当たりました。その経験が授業に生きると自負しています。
運に恵まれたこともあって、その後放送通訳という職に就くことになり、それから35年間現場で仕事をして現在に至っています。その間通訳学校で17年間講師をやりました。この時に培った授業のやり方を今回の講座で生かしたいと考えています。
■講座開設の趣旨
英語を勉強した人なら誰でも、原書を読んだり英語のニュースを聞いて理解出来たりしたらいいなと考えたことがあると思います。英語で意思疎通をしたいと望んだことがあるかと思います。
この講座では集中的にリスニングの勉強をすることによって、ニュースやインタビューを理解できる英語力を習得することを目的とします。それが講座設立の趣旨です。
■授業の進め方
使用する教材はPBS NewsHourです。PBSNewsHour
はアメリカの公共放送であるPBSが提供するニュース番組で、ネットで毎日視聴することが可能です。
スクリプトが付いているので聞き取れない部分を文字で確認することができます。このことはリスニングの勉強において非常に重要です。
授業で使う素材としては7分程度のニュースやインタビューを想定しています。授業に参加される方には予習として、事前に指定されるセグメントを聞きこんでもらいます。予習では聞き取れない語やフレーズの音声的特徴をしっかりと把握することによって音に慣れることが重要です。
ただ難易度がかなり高いので、スクリプトを見ても意味が理解できない部分が出てくると思います。
英語学習において、「理解できること」と「理解できないこと」を識別することは非常に重要です。授業ではこの「理解できないこと」について質問する時間を設けます。質問に対する答を得ることによって、分からないことを分かることに変えて行くというプロセスです。
シンプルで時間がかかるやり方ですが、それが最も確実な勉強法であると私は考えています。
質問の時間が終わったら課題を順番に和訳します。これも非常に重要です。なぜなら日本語に直すことによって、正確に理解しているかどうかがはっきりするからです。
誤解はいくら積み重ねても誤解に過ぎません。誤解を正しい理解に変えるプロセスの繰り返しが重要なのです。
授業時間は1時間を想定していますが、実際にやってみた上で柔軟に対応して行きます。
また先々のこととして、事情が許せば原書の講読を授業に取り入れていくことを考えています。当たり前のことですが、読んで理解できないことを聞き取れるはずがありません。読解力とリスニング力の間には密接な関係があります。
以上



