英検1級道場-実りの秋 最後の総仕上げに忙しい受講生の皆さん
「英語の文章がなかなか覚えられません」
受講生から度々そんな相談を受けます
そんな方たちに最適な方法をご紹介します
これは私が個人的に参加しているグループでの話です
そこに、落語でセミプロ並みに上手な方がいらっしゃいます
毎回素晴らしい古典落語を披露されるので、どのように覚えているのか聞いてみました
落語を暗記する方法は以下の通り
①名人の落語の音声を聞いて、それを書き起こす
②書き起こした原稿を声に出して読む
③原稿をもう一度自分の手を動かして書いてみる
④散歩のときには、書き起こした原稿を持ち歩いて、人のいないところで繰り返し声に出して練習する
つまりは、眼、耳、口、手を総動員して、繰り返し稽古をするそうです
そのくらい熱心に取り組んでいるからこそ、プロと見まごうばかりのすばらしい落語を披露できるのだと感心しました
日本語でも、覚えるにはそのくらいの練習をします
英文ならなおさらです
普段聞きなれない言葉を口に出すのはとても難しいのです
つまりは、覚えるくらい繰り返し練習をすればよいということなのです
実に単純な話
覚えられないのではなく、練習が足りないのだという結論です
ここまで書いてきたら、能の謡(うたい)をしている人が、本番で本を見ないで謡う(無本-むほん)ためには、毎日、繰り返し繰り返し、稽古(けいこ)するしかないという話をしておられました
日本語でも、英語でも変わりません 覚えられなければ、覚えられるまで練習しましょう 暗記するくらい英語を音読して覚えましょう