,英検1級道場-直前の申し込みあり、試験まで5回連続で受講
バイデン大統領が、毎年恒例の State of the Union(一般教書演説)を行いました。
インターネットを使い、ホワイトハウスのホームページからビデオと演説すべてのテキストを(無料で)入手し、隅々まで検討しました。
今回、新たに、確信したことがあります。
それは、アメリカは政教一致の国だということです!!
こう聞くと、皆さんはさぞかし驚かれることだと思います。
でも、それは事実なのです。
バイデン大統領の演説はこう締めくくっています。
God bless you all. And may God protect our troops. Thank you. Go get ’em.
政教分離が喧しい日本では、為政者はこういう発言は絶対できません!
そんな発言をすれば、すかさず「憲法の政教分離原則違反だ!」と大騒ぎになり、内閣総辞職は避けられません。
つまり、日本は政教分離が徹底した国であり、為政者は公の場で神様も仏さまも口にしてはならない。そうであれば、アメリカは大統領演説が神様への祈りで終わるのが当たり前という国なので、政教一致の国と呼んで差し支えないのです。
因みに、God bless のGodはどの神様でしょうか?
キリスト教です
そうなのです、アメリカはキリスト教国であり、政教一致の国なのです。
でも、そんなアメリカでも、憲法には Separation of church and State という規定があり、政府が特定のキリスト教宗派を擁護することは禁止されています。
英語を学ぶ醍醐味はこういう点にあります。
私たちは、英語を学ぶ中で、アメリカの本質や、キリスト教を理解することの大切さを学ぶことができるのです。
こうした点は、英検に合格するレベルとは異質のものです。