英検1級道場ーひとつ上の級に合格するために一番大事な要素

英検でひとつ上の級に挑戦し合格するために、一番な大事な点は何でしょうか？

答えは簡単です。

合格したばかりの級の問題を、もう一度受験して8割以上の高得点で合格する力を養うことです。

英検2級に合格し、準1級に合格するための勉強の進め方について、実例をあげながら説明します。
5月30日の英検2級2021－1にすれすれで合格した方の例です。

リスニングは、6割程度とれていたので、特別な対応は必要ないと認識していました。

Part 1（1～15、AさんとBさんの会話）はほぼ完ぺきに理解できていました。
ところが、Part 2（16～30、何が何でどのようになったというまとまった話）になると、まったくと言っていいほど、ついていけない状況であることがわかりました。

この状態では、準1級のPart 2（2級の2倍ボリュームあり、放送内容も複雑）にはまったく太刀打ちができません。
2級で対応できなければ、準1級の問題に対応することは不可能です。

この状態で、今やらなければならないことは、準1級のPart 2の勉強ではなく、2級のPart 2をしっかりやり直すことです。

英検1級道場は、このように現実をしっかりと見極め、当たり前のことを当たり前にできるようなるレッスンを心掛けています。

せっかく合格したのにケチをつけるようで申し訳ないのですが、これが私の流儀です。

このような指導方針に賛同いただけたら声をかけてください。