英検1級道場-一文がやたら長い英文解釈はこうします―ニューヨークタイムズ記事の実例②
G7サミットの報道を見ていて、思い出したことがあります。
イギリス南部の海岸線のかなり西に、トーキーという街があります。避暑地として有名で、さまざまな団体の年次総会などが度々開催される有名な街です。
私は、1995年6月から2000年7月まで、イギリスに家族を連れて滞在しました。3年目の夏にイギリス南部を車で旅したとき、この町で一泊しました。
夕食後に、子供たちを寝かせ、妻と二人で海沿いを散歩していました。緯度が高いイギリスでは、夜10時まで明るいのです。途中、おしゃれなカフェを見つけて立ち寄り、メニューの中から、クリームティーを選びました。
初めてみる名前でしたが、ウィンナコーヒーあるいはカプチーノのようなものを想像していました。
イギリスで有名なスコーンもあったので、クリームティーを2つ、スコーンを4個注文しました。
店員が「本当にこれでいいのか?」と怪訝そうな顔で聞いてきました。
yesと答えましたが、出てきたものにびっくり。
ティーポット2つ。スコーンが8個。
クリームティーは、ティーとスコーン2個とのセットメニューでした!
結局、2個のスコーンだけ食し、残り6個はテイクアウトしました。翌朝の朝食となりました。
テレビで菅首相が、G7の成果を報告しています。抑揚のないスピーチを聞きながら、こんなことを思い出していました。