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英検1級道場-2020‐1 英検1級1次試験でまさかの敗退、失敗から学ぶ

2020年11月5日 公開 / 2021年9月22日更新

コラムカテゴリ:スクール・習い事

10 月10 日に、2020‐2 英検1級1次試験を受けた受講生とのやり取りを匿名で紹介します。

11日に速報が出たあと報告をもらったのですが、R と L だけで55点取ったので、これまでの過去のデータから考えると、英作文がよほどひどくない限り、1次試験突破は間違いないと判断し、早速2次試験対策を始めました。
ところが26日の発表では、なんと下記の状況でした。まさかの不合格です。

712(35/41)  672(20/27)   612(20/32)   1996(75/100)  G1-2


本人が一番落胆していましたが、私も一体何が起こったのか頭が混乱しました。実はこの受講生は前回も英作文が20点だったので、原因究明をし、しかるべきアドバイスをしながらレッスンをしていました。それがあったので、英作文もそこそこの点数が取れると期待していたのです。ところが結果は20点でした。点数だけ考えると、前回の反省が活かされていないと考えたのです。

私は、受講生にこのように言いました。

「勝負は時の運、RとLで前回よりずいぶん進歩した。その点をそうなった自分を褒め、いたわることが大事で、一方で英作文で 20/32をとった原因を徹底的に分析する必要がある。失敗から学ばなければ、また失敗する。決して勝利者にはなれない。」

その観点からその受講生に、前回と今回のトピックについて思い出しながら、出来るだけ現場で書いたものを再現する形で英作文を書いてもらいました。


勝利者になるには、失敗からまなぶことが大事です。英検1級に1回で合格する人はめったにいません。
私も1998年10月に1回目を受けた時に、1次試験で3点足らず不合格となりました。
原因を徹底的に分析し、弱点(単語、リスニング)を克服する勉強をしました。翌年1999年の6月の1次試験を突破。そのまま2次試験も合格し、今に至っています。(1次試験は53回合格しています)
2次は、毎回受けているわけではありませんが、合格証は手元に30枚あります。
毎回、私は試験が終わるごとに、今受けなおしたら100点取れるようにという意識で問題に取り組み、不正解になった原因を克服してきました。

次回のレッスンで、何が問題なのかその原因を究明していきます。


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この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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山中昇

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