英検1級道場-一文がやたら長い英文解釈はこうします―ニューヨークタイムズ記事の実例②
レッスンを続けて行くと、受講生に変化がみられる
ますますやる気になって、別人のように成長していく人、受講し始めたころの燃えるような思いがだんだん薄れてきて、急速にしぼむ人
大きな理由は、レッスンとレッスンの間は、自分一人でひたすら地味な勉強をすすことになるからだ
何事もそうだが、上達するには、基礎的な動きを反復していくしかない
それに意義を見出せなくなる人は長続きせず、退転することになる
忙しさにかまけて、与えられた課題をこなせないことも理由だ
そういう人には、「食べ残し」を勧めるのだが、そのうち、食べなくなる人が居ることも事実だ
受講生には5年目の人が居る
3級レベルだったが、今は1級を受けるくらいの力が付いている
倦まず、たゆまず、ひたすらレッスンと宿題を続けた成果だ
先週のレッスンで、ある受講者から、最近、英語を勉強するモチベーションが下がっているが、どうしたものかという相談を受けた
その日は懇談会に切り替え、レッスン料も無しで、ざっくばらんに話し合った
私が勧めたのは、15回目が終わる、ちょうど切りがいい9月末で受講をストップし、更新しないことだった
英検1級道場は、必要な単元だけを必要なだけ、5回ワンセットで更新していけるのが特徴だ
出入りが簡単なのだ
翌日、メールが来て、継続の明確な意思が書かれており、10回分まとめてレッスン料の送金もあった
これでいいのだ
やる気がなくなったら休めばいい
無理をすることはない
因みに、以前紹介した受講希望者からは返事が無い
覚悟のほどをきいたのだが、恐れをなしたのかもしれない
これでいいのだ
こういう人は、始めてもすぐに落伍するのが目に見えている
英検1級道場は、名前の通り、「道場」だ
受講者と私との間で、真剣なせめぎあいが待っている
毎日の、地味な作業の積み重ねができる人だけが勝利者への切符を握るのだ
私は、受講者をうまく導いて、動機づけしていく責任がある
週1回60分では不安な人は、週2回30分ずつという方法もある
こうする人が最近増えてきた
一人きりでの勉強に不安を抱えている人は英検1級道場を訪ねてほしい
ペースメーカー、伴走者としてあなたに寄り添います