英検1級道場-英語と日本語の発想の違いが明確に表れる英語表現

山中昇

山中昇

リスニングの妖怪が居ます
今日のレッスンで、トラッドジャパンのディクテーション作品 米 を点検した

その中に、おにぎりの作り方を説明する表現がある
To make an Onigiri,, rice is firmly shaped into a ball around the filling

これは、最初に具があり、その周りを米で固めていく発想だが、我々の発想は、米をにぎり、その中に具を入れていく というものだ

似たようなことが、そばや、うどんの食べ方の表現にも表れている
トラッドで何度も出てくるのだが、つゆにつけて食べるもの(ざるそば、つけ麺など)は、食べる前につゆに浸けると表現する
でも、我々日本人は、つゆに浸けてから食べるという発想をする
dipped into a sauce before eating---という英文は、日本人には発送できないのだ
つまり、日本人が英作文を書くと、大概の人が、つゆに浸け、それから食べるという風に書くのだ

ここまで書いたら思い出したことがある
新幹線での英語車内放送だ

英語では、広島に着く前に、新神戸と岡山に停車するという表現をする
This train will stop at Shin-Kobe And Okayama before arriving at Hiroshima

これも、日本人ができない発想だ
日本人は、新神戸と岡山に停車し、その後、広島に着くと表現する
日本人の英語はこうなる
This train will stop at Shi-Kobe and Okayama and then (finally) arrive at Hiroshima

直訳では通じないということの表れでもある

英検1級道場では、こうした点も学んでいく
醍醐味を味わいたい人は、下記にコンタクトしてください
hf9n-ymnk@asahi-net.or.jp

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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