【初めて聞く全花連安心サービス①】

離れて暮らす家族へ、「元気にしているよ」と写真を送る。そんな何気ないやり取りに、これからの安心について話すきっかけがあるかもしれません。
賃貸住宅でひとり暮らしをしている67歳の女性が、友人との旅行に出かけました。
海を眺めながら、遠方に住む息子へ写真を送ります。
「久しぶりに、ゆっくりしているよ」
しばらくすると、返事が届きました。
「いいね。帰ったら話を聞かせて。母さんが楽しそうで、うれしいよ」
その言葉を読みながら、女性は先日の友人との会話を思い出しました。
「もしものとき、借りている部屋のことを誰に頼むか、元気なうちに決めておける仕組みがあるんだって」
友人から教えてもらったのが、全花連安心サービスでした。
女性は公式の案内を読み、気になるところをメモしていました。けれど、息子に伝えると心配させるだろうかと思い、まだ話せずにいたのです。
その夜、電話で旅行の話をしたあと、思い切って切り出しました。
「もう一つ、帰ったら一緒に調べたいことがあるの。今の部屋で安心して暮らしていくための備えなんだけど」
息子は少し声を落として尋ねました。
「体調、どこか悪いの?」
「そうじゃないよ。これからも旅行したいし、好きなことを続けたい。そのために、先のことも少し整えておこうと思って」
女性は、全花連安心サービスについて、自分が理解した言葉で話しました。
「私に万一のことがあったとき、お部屋に残った物の整理や退去の対応を、全花連へお願いしておく契約なんだって。まだ申し込んだわけではないから、管理会社さんに相談してみたいの」
息子は、少し間を置いて答えました。
「知らせてくれてありがとう。一緒に確認しよう。何かあったときに、どこに相談すればいいか分かると、僕も安心できると思う」
女性が伝えたかったのは、「心配しないで」というひと言だけではありませんでした。
自分の考えを知っていてほしい。
これからも、自分の暮らしを楽しんでいきたい。
離れていても、必要なことは一緒に相談したい。
そんな思いを、ようやく言葉にできたのです。
帰宅したら、息子と一緒に案内を読み直し、管理会社へ相談することになりました。
全花連安心サービスは、生前に入居者さんと全花連が結ぶ「死後事務委任契約」を活用します。亡くなった後のお部屋に関する事務を、あらかじめお願いしておく契約です。
契約に基づき、残された家財の整理・処分、特殊清掃・完全消臭、解約手続きの支援、鍵の返却などに備えます。
ご家族と話すときは、すべてを一度に決める必要はありません。まずは、次の三つから確認してみてください。
* どんな対応をお願いする契約なのか
* 契約書をどこに保管し、万一の際にどこへ連絡するのか
* 加入している保険に、必要な補償があるのか
契約前なら、ご本人の希望を管理会社さんや大家さんへ伝え、利用できるか、どのような手続きが必要かを相談するところから始められます。
安心サービスの導入費・維持費は、大家さん・管理会社さん・入居者さんの三者とも0円です。ただし、実際の遺品整理や特殊清掃などの費用は別です。加入保険の補償範囲・限度額・支払条件などの確認が必要で、保険料そのものが無料になる仕組みでもありません。
私は、生前の備えについて話すことが、家族との会話を重くするだけのものになってほしくありません。
「これからも、自分らしく暮らしたい」
その思いを伝え合い、必要なことを少しずつ整える時間になればと思っています。
旅行の写真、季節の便り、いつもの電話。
次にご家族と言葉を交わすとき、備えについても、ひと言添えてみませんか。
全花連では、ご本人とご家族、管理会社さんや大家さんが、仕組みを理解して検討できるようご案内します。まだ契約していない段階でも、どうぞご相談ください。
全花連:0120-152-431
電話受付 8:00〜18:00/メール24時間受付
https://zenkaren.jp/owner.html
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