【第61話】家財保険はいくらあれば安心?全花連が「50万円+50万円」をすすめる理由

「薬を飲んだか聞いても、本人が覚えていない」
「薬が予定より早くなくなっている」
一人暮らしの親に認知症が疑われるとき、注意したいのが薬の管理です。
飲み忘れだけでなく、同じ薬を続けて飲むことで、体調を崩す可能性もあります。
家族が確認したい5つの危険をご紹介します。
■1.薬を飲み忘れる
薬が袋に入ったまま何日分も残っている場合があります。
「どうして飲まなかったの」と責めても、本人は飲んだつもりかもしれません。
残っている薬の種類と日付を記録し、医師や薬剤師へ相談しましょう。
■2.同じ薬を二度飲む
飲んだことを忘れ、同じ時間帯の薬を再び飲むことがあります。
予定より薬が早くなくなる、薬の袋が不自然に減っている場合は注意が必要です。
飲み忘れに気づいても、自己判断で次の分とまとめて飲ませてはいけません。薬によって対応が異なるため、処方した医師や薬剤師へ確認してください。
■3.古い薬や別の薬を飲む
以前処方された薬を保管し、体調が悪いときに自分の判断で飲んでしまう場合があります。
また、複数の病院や薬局を利用していると、似た働きの薬が重なる可能性もあります。
現在飲んでいる薬だけでなく、室内に残っている古い薬も薬剤師へ見せましょう。
■4.薬の保管場所が分からなくなる
薬を冷蔵庫、引き出し、バッグなど、複数の場所へしまい込むことがあります。
本人が探せずに飲まなくなったり、新しく処方してもらったりする場合もあります。
保管場所を一か所に決め、本人が見やすい表示を付ける方法を相談しましょう。
ただし、本人の状態や薬の種類によっては、手の届かない場所での管理が必要な場合もあります。
■5.副作用や体調の変化を伝えられない
薬を飲んだ後に、ふらつき、眠気、食欲低下などが起きても、本人が薬との関係を説明できないことがあります。
転倒した、急に元気がなくなった、食事や水分を取れなくなったなど、いつもと違う変化があれば、早めに医療機関へ相談してください。
意識がもうろうとしている、呼吸がおかしいなど、緊急性がある場合は119番へ連絡します。
■家族だけで管理方法を決めない
薬箱やカレンダーを使えば、すべて解決するわけではありません。
医師や薬剤師へ相談するときは、
・現在飲んでいる薬
・残っている薬
・飲み忘れた日と回数
・本人の生活時間
・家族が確認できる頻度
を伝えましょう。
薬を一回分ずつまとめてもらう方法や、訪問による服薬支援などを利用できる場合があります。
複数のお薬手帳がある場合は一つにまとめ、病院や薬局へ持参すると、薬の重なりや飲み合わせを確認しやすくなります。
■薬の乱れは生活の変化を知るサイン
薬の飲み忘れが増えたときは、食事、ごみ出し、支払い、通院など、ほかの生活にも困り事がないか確認してください。
全花連安心サービスは、賃貸住宅で万が一の死亡事故が発生した際に、残置物への対応、保険の確認、特殊清掃、特許技術「花輪式完全消臭」、退去手続きなどを一つの窓口で整理する仕組みです。
しかし、事故後の備えだけでなく、日頃の小さな変化を見逃さず、医療や福祉の支援へ早くつなげることが大切です。
参考:
厚生労働省「高齢者の医薬品適正使用の指針」
厚生労働省「電子版お薬手帳」
【次回・第76話】
「認知症の親の火の消し忘れが心配!一人暮らしを続けるための7つの対策」
ガスコンロ、暖房器具、たばこ、電子レンジなど、住まいに潜む火災の危険とは。家族や管理会社が確認したい設備と、本人の自尊心を傷つけない伝え方をご紹介します。


