【実録】安さで選んだ特殊清掃――「臭いが全く取れていない」と後悔したご依頼者様

「認定を受けると、今の仕事はどのように変わりますか?」
全花連の地域メンバーを検討している事業者から、このような質問をいただきます。
特殊清掃完全消臭士は、認定証を飾るための資格ではありません。
現場で完全消臭の結果を出し、その技術を地域の仕事へ生かすための認定です。
認定後に得られる5つの強みをご紹介します。
■1.特許技術を自社の強みにできる
特殊清掃業者のホームページを見ると、多くの会社が「消臭対応」「高性能な機械を使用」と案内しています。
しかし、依頼者には作業方法の違いが分かりにくく、料金だけで比較されることがあります。
特殊清掃完全消臭士は、全花連の特許技術「花輪式完全消臭」を学び、認められた範囲で自社のホームページやチラシなどへ掲載できます。
「片付けができる会社」から、「臭いの原因まで処置できる会社」へ、強みを明確にできます。
■2.作業結果を証明書で伝えられる
大家さんや管理会社が最も心配するのは、「本当に臭いが消えたのか」「入居後に臭いが戻らないか」という点です。
口頭で「大丈夫です」と説明するだけでは、不安をなくすことはできません。
全花連では、完全消臭を確認した現場に「特殊清掃完全消臭証明書」を発行します。
作業内容と結果を書面で示せることは、依頼者の安心につながります。
■3.臭い戻りに組織で対応できる
気温や湿度の変化により、作業後に臭いを感じる場合があります。
そのとき、施工した会社だけで対応する仕組みでは、廃業や倒産などによって相談先がなくなる可能性があります。
全花連では、施工した地域メンバーに万が一のことがあった場合も、本部が相談窓口となって対応を引き継ぐ体制を整えています。
個人や一社だけではなく、組織として作業後まで責任を持つことが信頼につながります。
■4.本部や地域メンバーと連携できる
特殊清掃では、遠方の現場や複数人での作業など、自社だけでは対応が難しい場合があります。
地域メンバーになれば、作業方法について相談し、本部や他のメンバーと情報を共有できます。
全花連本部へ寄せられた相談や、全花連安心サービスが発動した際に、現場に近い地域メンバーへ協力を求める場合もあります。
ただし、認定を受ければ仕事が自動的に保証されるわけではありません。自社で地域営業を続けることが基本です。
■5.地域の大家さんや管理会社へ提案できる
特殊清掃の仕事は、事故が発生してから探してもらうだけではありません。
事故が起きる前から、大家さんや管理会社へ、
・家財保険の補償確認
・特殊清掃の相談先
・完全消臭の方法
・残置物への備え
・全花連安心サービス
などを伝えることができます。
万が一に備える提案ができれば、地域の不動産会社や大家さんとの新しい信頼関係づくりにもつながります。
■認定後から本当の学びが始まる
認定試験への合格はゴールではありません。
現場ごとに異なる床や壁の材質、汚染の広がり、気温や湿度に対応するためには、認定後も経験を積み重ねる必要があります。
全花連が求めているのは、認定名称だけを使いたい人ではありません。
完全消臭の結果に責任を持ち、依頼者へ丁寧に説明し、地域で信頼を築ける人です。
今ある清掃、遺品整理、リフォームなどの経験に、完全消臭という強みを加えてみませんか。
あなたの地域で困っている人が、信頼できる相談先を待っています。
【次回・第54話】
「認定を取った後、どこへ営業すればよい?地域で仕事につなげる5つの訪問先」
大家さん、管理会社、葬儀社、福祉関係者、保険代理店など、完全消臭の技術と全花連安心サービスを地域へ伝える方法を、初めて営業する方にも分かりやすくお伝えします。


