24.お店の評判を上げる!AIを使った「口コミ返信」の賢い活用法
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回(第70回)は、お問い合わせの後に連絡が途絶えてしまったお客様への、嫌われない「追客(フォロー)」の魔法についてお話ししました。
温かい気遣いが伝わり、お客様が「やっぱりあなたにお願いします!」と契約や購入を決めてくれた瞬間。経営者として、これほどホッとして嬉しい時はありませんよね。
しかし、多くの中小企業がここで「ある勘違い」をしてしまいます。今回は、ご縁が結ばれた“直後”に絶対にやるべき、デジタルを活用したおもてなしについてのお話です。
テーマは、「契約(購入)はゴールではない! 一見客を『一生のファン』に変えるサンキューメールの魔法」です。
「売れたら終わり」がリピート客を逃がす
商品が売れた時、あるいは工事やサービスの契約が決まった時。私たち売り手は「やった!これで目標達成だ」と、ついそこを「ゴール」だと錯覚してしまいます。
そのため、購入直後のお客様に対して「お買い上げありがとうございました。商品は明日発送します」というシステムからの冷たい自動メールを送るだけで終わらせたり、サービス提供後のフォローをすっかり忘れてしまったりするのです。
しかし、お客様にとって「お金を払う瞬間」は、ゴールではなく、あなたとの関係の「スタート(始まり)」に過ぎません。
お金を払った直後、お客様は一番「後悔」しやすい
実は、人は高い買い物や重要な契約をした直後に、「本当にここで良かったのかな?」「騙されていないかな?」と急に不安になる心理を持っています。
この一番不安になっているタイミングで、事務的で冷たいメールしか来なかったら、お客様の心の中に「あぁ、このお店は釣った魚にはエサをやらないんだな」という小さな不信感が芽生えてしまいます。これでは、どんなに商品が良くても二度とリピートしてはくれません。
不安を「感動」に変える、たった1通のメッセージ
だからこそ、契約や購入の直後(あるいは初めての来店直後)に、あなたから送る「サンキューメール(お礼のメッセージ)」が劇的な効果を発揮します。
ここでも、ただ定型文を送るのではなく、お客様との会話を思い出しながら「人肌感」を添えてください。
「〇〇様、本日は大切なお家のご相談を弊社にお任せいただき、本当にありがとうございます!
お打ち合わせの中で、〇〇様が『子供が安心して遊べるリビングにしたい』と笑顔でお話しされていたのがとても印象的でした。来月の工事では、最高の職人チームで〇〇様の夢を形にいたしますので、楽しみにお待ちくださいね!」
最初の「ありがとう」に、すべての愛を込めよう
この温かい1通のメール(またはLINE)を受け取った瞬間、お客様の「ここで良かったのかな?」という不安は、「やっぱりこの会社にお願いして大正解だった!」という強い『確信と感動』に変わります。
デジタルは、遠く離れたお客様にいつでも「心」を届けることができる最高のツールです。
釣った魚にエサをやらない会社になるか、契約後こそ一番大切にする会社になるか。新規集客に駆けずり回る前に、まずは今日買ってくれた目の前のお客様に、あなた自身の言葉で最高の「ありがとう」を伝えてみませんか?
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


